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目に良い食べ物・栄養素と調理法

手作りカシスジャムで毎日アントシアニン補給!

最近は、調べたいことがあればすぐにスマホを開き、ちょっと休憩といってはスマホやタブレットで動画を見る…。思い当たる人も多いと思いますが、こんな生活を続けていては目が休まる暇なんてありませんね。

そうはいっても、これだけデジタル機器が生活の中に溶け込んでしまった現代人には、目を使わないようにしましょうというのは難しいこと。

そこでおすすめしたいのが、目に優しい「カシスジャム」です。作り方から食べ方まで紹介しますね。

カシスアントシアニンにはどんな働きがあるの?

カシスジャムの原料といえばカシス。カシスに含まれる「アントシアニン」には、目にうれしい成分が含まれていることをご存じでしょうか。

例えば、目をよく使うと、目の筋肉のひとつ「毛様体筋」がこり固まった状態になります。カシス特有のアントシアニンは、このコリをほぐしてくれるといわれています。

また、毛様体筋はものを見るときのピント調節を手助けしてくれる筋肉なのですが、ずっと同じところを見ていると、緊張状態が持続します。この緊張状態を緩和してくれるチカラも、アントシアニンにはあるといわれています。

さっそくカシスジャムを作ってみましょう!

用意するのは「冷凍カシス」と「砂糖」だけ。お好みでレモンを用意してもいいですね。生のカシスを使ってもいいのですが、近くのスーパーでは売っていないことも。冷凍カシスは栄養価が高い状態で保存されているうえ、インターネットで手軽に購入できます。

カシスジャムの作り方

①鍋にカシス200gを入れる(冷凍のままでOK)

②砂糖100gを加えて軽くまぜる

③中火にして、焦げつかないように時々混ぜながら煮詰める

④水分が少なくなったら火を止めて冷ます
※火を止める前にレモン汁を少しいれると色が鮮やかになります

たったこれだけで完成です。この分量で90g程のジャムが作れます。もっとたくさん作りたいときは分量を調整してくださいね。

カシスジャムを毎日食べれば、目の健康にも美容にも!?

アントシアニンは、1日にどれだけ食べるとよいという摂取基準はありませんが、目のためには毎日少しずつ摂ってもらうのがいいと思います。

カシスには他にも次のような栄養素が含まれているので、カシスジャムは美容の面から考えてもうれしい食べ物といえそうです。

・ビタミンC 美容にうれしいコラーゲンを生成してくれる

・βカロテン 若々しさの秘訣、抗酸化作用がある

・食物繊維 便通を整えるためには欠かせません

いつ食べるのがおすすめ?カシスジャム活用法

目に優しいカシスジャムは、目を使う前や、ちょっと疲れたな…というときに食べるのがおすすめ。タイミングとしては、朝食時や午後のティータイムなどがいいですね。

朝食時は簡単に食べられるのが一番

・トーストと一緒に

・クラッカーと一緒に

・ジャム10~20㎎と牛乳200mlを混ぜたスムージーに

ちょっとの工夫でおしゃれなティータイムに

・アイスクリームやシャーベットと一緒に

・ヨーグルトにかけて

・パンケーキやチーズケーキに添えて

このようにカシスジャムは、アレンジしていろいろな形で食べることができます。一度作っておけば、飽きずに食べ続けられますよ。

毎日がんばっているあなたの目に、ぜひおすすめしたいカシスジャム。

簡単に作れて手軽に食べられるので、忙しい毎日を送っている方にもぴったりです。さっそく冷凍カシスを冷凍庫に常備して、お休みの日にカシスジャムづくりにチャレンジしてはいかがでしょうか。

 

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※ 本サイトにおける各専門家による情報提供は、診断行為や治療に代わるものではなく、正確性や有効性を保証するものでもありません。個別の症状について診断・治療を求める場合は、医師より適切な診断と治療を受けてください。

※写真はイメージです。本レシピとは異なります。

【画像】
Elena Hramova / Shutterstock

この記事を書いた人

秋田 朱美

栄養士

わかさ生活在職中は、プロアドバイザーとして、豊富な目と栄養の知識でお客様をサポート。さらに長年のお客様対応で培った経験を活かし、社内教育、社外での講義など幅広く活動してきました。

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