目の見る能力「視覚機能」を高めるためのトレーニングである「ビジョントレーニング」。情報豊かな視界を悩むことなく楽しむためのビジョントレーニングをおすすめします!
目次
「ビジョントレーニング」
ビジョントレーニングは、目の見る能力「視覚機能」を高めるためのトレーニングで、静止視力(止まっている状態で止まっているものをみる視力)や、見たいものに合わせてすばやく眼球をうごかす能力、いわゆる「スポーツビジョン」を鍛えるのにも有効です。
「スポーツビジョン」
「スポーツビジョン」は、スポーツを行う時に必要とされる視覚機能の総称で、8種類に分けられます。
- 静止視力(止まっているものを見る視力)
- KVA動体視力(前後にまっすぐうごくものを見る視力)
- DVA動体視力(横にまっすぐうごくものを見る視力)
- 眼球運動(眼球をすばやく、正確にうごかす能力)
- 瞬間視(瞬間で多くの情報を見る能力)
- コントラスト感度(色の明るさを正確に見る能力)
- 深視力(正確に距離を見る能力)
- 目と手の協応動作(目で見たものにすばやく反応する能力)
ビジョントレーニングで目の筋肉を鍛えることでスポーツビジョンは成長していきます。
視力は子どもであるうちに、大人とほぼ同じくらいまで発達します。また、20歳ごろに視力はピークをむかえ、そのあとは衰えていきます。
情報豊かな視界を悩むことなく楽しむためにも、スポーツ選手だけでなく、子どもや大人にも、ビジョントレーニングをおすすめします。
メノコトビジョントレーニングを始めよう!
まずはメノコト365の人気シリーズ、メノコトビジョントレーニングシリーズ1回目「数字さがし-丸に入る数字50を追ってみよう-」に取り組んでみましょう!
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ビジョントレーニング跳躍性眼球運動初級「数字さがし-丸に入る数字50を追ってみよう-」
大きさが違う丸の中の数字を順番に追う「数字さがし」は、ジャンプするように目をうごかして数字をさがす、初心者でも簡単なトレーニングです。
【ビジョントレーニング注意事項】
・目に病気がある方、また気になる方は、眼科を受診してビジョントレーニングを行うことが可能かどうか医師に確認してください。
・遠視、近視、乱視などがありメガネなどで矯正する必要がある場合は、矯正を行ってからトレーニングを始めてください。
・トレーニング中に目の痛みを感じた場合はトレーニングを中止して、眼科を受診してください。
数字を探し、見つけたら指でタッチ!
トレーニング方法
いろいろな大きさの丸で囲まれた1~50の数字がランダムに書かれています。
この1~50の数字を、1から順番に頭をうごかさず目だけで追っていき、90秒間でいくつタッチできるかチャレンジしてみましょう!
結果の目安
最初からすべてタッチできなくても大丈夫。繰り返しやることで、どんどんタッチできる数字が増えて、きっとクリアできるようになりますよ!
初めてのチャレンジから全部見つけられる人は、さらに速くタッチできるように繰り返しトレーニングをして、タイムを記録してみてくださいね。家族や友達と競争してみても楽しいかも。
トレーニングのポイント
頭をうごかさないこと!!
初級の数字さがしは、丸と数字の大きさが違うだけです。慣れてしまえば簡単に目で追えるようになるはずです。速くできるようになっても、頭をうごかしてはいけません。頭をうごかしてしまうと、目のトレーニングになりません。
広く、全体を見よう!
初級は数字と数字の間隔があいているので見つけやすいのですが、近くの数字ばかりを探さないようにしましょう。広い視野で全体を見ながら、目の筋肉を大きくうごかすことを意識しましょう。
リラックスしてトレーニング!
一生懸命になるあまり、肩に力が入ったり、息を止めていたりしませんか?まずは肩の力を抜いてリラックス、身体や目の筋肉が緊張しないようにするほうが目の運動に効果があるといわれています。
跳躍性(ちょうやくせい)眼球運動で鍛えられるのは?
「跳躍性(ちょうやくせい)眼球運動」とは、ある1点から別の1点まで、ジャンプするように目をすばやくうごかす運動です。丸の中に入った1から50までの数字をすばやく追う「数字さがし」の目の動きが、それにあたります。
生活の中では、文章を読む時や、スポーツで速いボールを目で追う時に使う能力です。
初級は丸と数字の大きさが違うだけですが、1から50までの視覚情報から必要なものだけを選びとる能力も必要になります。ビジョントレーニングで「跳躍性(ちょうやくせい)眼球運動」の力を少しずつ育てていきましょう!
繰り返しトレーニングしよう!
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ビジョントレーニング跳躍性眼球運動初級「数字さがし-丸に入る数字50を追ってみよう-」
1回チャレンジしてやめてしまうのではなく、毎日続けるからこそ目の筋肉は鍛えられます。ビジョントレーニングの継続を意識しましょう。
同じ数字の配置を毎日やっていて飽きてしまう人は、数字なしのシートをプリントアウトして自分で数字を書き入れてトレーニングしてみてください。数字は家族や友達に入れてもらってもいいですね。
メノコトビジョントレーニング「数字さがし」に取り組んでみて、いかがでしたか? ジャンプするように目をうごかすのは、難しかったでしょうか?
初級を繰り返し行うことで文章をスムーズに読めるようになったり、ボールを目で追いやすくなったりといった変化を感じられるかもしれません。ぜひ、続けてみてくださいね。
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