文字の
サイズ

目に良い食べ物・栄養素と調理法

目の乾燥が気になる人にオススメしたい、β-カロテンが摂れる「にんじんとじゃこのお焼き」レシピ

最近は仕事や勉強でタブレットやパソコンを使い、さらにスマートフォンを頻繁に使う、といったような目を酷使している人が、大人だけでなく子どもにも増えているようです。普段の食事だけでなく、お子さんのおやつや晩酌のおつまみからも、目に優しい栄養素が摂れたらうれしいと思いませんか?

そんな皆さんに、今回はβ-カロテンが摂れる「にんじんとじゃこのお焼き」レシピを紹介します。

目の乾燥が気になるときに摂りたいβ-カロテン

仕事や勉強でデジタル機器を使うだけでなく、プライベートでもスマホを使うなど、長時間デジタル機器を使っていると、気になるのは目の乾燥です。

これらの作業をするなかで目の乾燥を防ぐには、まずは意識的にまばたきなどをして涙の分泌を促す、エアコンの風に直接当たらないようにするなど、目を潤すことも大切ですが、その上で栄養士である筆者はβ-カロテンの摂取もおすすめします。

β-カロテンは体内でビタミンAに変わる性質をもっていて、皮膚や粘膜の健康維持を助けるといわれています。意識して摂取してみてはいかがでしょうか。

「にんじんとじゃこのお焼き」のレシピ

材料(4人分)

・にんじん 1本

・ちりめんじゃこ 35g

・薄力粉 1カップ

・水 120cc

・卵 2個

・ゴマ油 大さじ2

【つけだれ】

・しょうゆ 大さじ2

・練りからし 小さじ2

作り方

①にんじんを千切りにしてボウルに入れ、ちりめんじゃこを加える。

②薄力粉、水、卵をよく混ぜ、①を加え生地を作る。

③ゴマ油を熱したフライパンに②を流し入れ、丸く焼く。

④両面がきつね色に焼けたら皿に盛り、しょうゆと練りからしを混ぜ合わせたつけだれを添える。

β-カロテンだけじゃない!現代人に不足しがちなカルシウムも

このお焼き1人分で、β-カロテンを約3,225μg摂ることができます。また、ちりめんじゃこを使っているためカルシウムも45.5mg摂取することができます。歯や骨を丈夫にしてくれるというカルシウムは、現代人に不足しているといわれる栄養素なので、お焼きにしておやつやおつまみとして手軽に食べられるのがいいですよね!

にんじんが苦手な人も工夫次第で美味しく食べられる

「にんじんが苦手…」という方は、にんじんをみじん切りにしたり、すりおろしたりするのもおすすめです。また、つけだれの代わりにソースやマヨネーズをかけると、お好み焼き風になって、違った風味でお楽しみいただけます。にんじんをすりおろす場合はにんじんから水分が出るので、水の量を調節してくださいね。

スマホにタブレット…毎日使う家族の目の健康のために!

仕事や勉強で当たり前のようにデジタル機器を使う毎日を送っている私たちは、β-カロテンを意識して摂りたいものですね。

β-カロテンが摂れる「にんじんとじゃこのお焼き」は簡単に作れて、おやつやおつまみにもなる一品です。ぜひ家族みんなの目の健康のために、作ってみてはいかがでしょうか。

 

■「β‐カロテン」が気になる方はこちらもチェック
目の潤いにβ-カロテン!野菜たっぷりの「ラタトゥイユ」作り置きレシピ
β-カロテンとリコピンで目も心も元気にスタート!朝食におすすめ「トマトのみそ汁」
抗酸化作用のあるβカロテンとルテインを摂ろう!焼き立て「かぼちゃとパプリカのおかずパン」

 

※本サイトで紹介した各食材の栄養素含有量の比較はあくまでも一般的な品種などによる参考値であり、品種や保存方法などにより大きく異なることがあります。
※ 本サイトにおける各専門家による情報提供は、診断行為や治療に代わるものではなく、正確性や有効性を保証するものでもありません。個別の症状について診断、治療を求める場合は、医師より適切な診断と治療を受けてください。

この記事を書いた人

秋田 朱美

栄養士

わかさ生活在職中は、プロアドバイザーとして、豊富な目と栄養の知識でお客様をサポート。さらに長年のお客様対応で培った経験を活かし、社内教育、社外での講義など幅広く活動してきました。

こちらの記事もおすすめ