目に良い食べ物・栄養素と調理法

実はお手軽『薬膳生活』身近な食材で作るメノコトレシピ

11月におススメの薬膳メニュー2品

立冬(11月7日頃)を過ぎると暦のうえでは冬になります。

そろそろ冬の支度も始まり、ご家庭の食事でも温かいお鍋やおでんなどが美味しい季節となりましたね。

最近は、スーパーなどでもいろいろな食材や調味料が手軽に購入できるので、休日に家でゆっくり手料理を楽しまれる方も多いのではないでしょうか。そんな季節だからこそ、身体に嬉しく、手軽に作れる『薬膳料理』に挑戦してみるのはいかがでしょう。

実はお手軽!薬膳料理ってどんな料理?

薬膳とは中国伝統医学に基づいた食養生のことで、疾病の予防や病気の回復、そして健康を保つための美味しい食事のことと定義されています。

薬膳料理だと、「漢方薬の原料にもなる「生薬」とよばれる特別な食材を使わないといけないの?なんだか敷居が高そう…。」と思ってしまうかもしれませんが、実はもっとお手軽。普段の食事にアレンジしやすいメニューもたくさんあるんです。

その「冷え」。目にも影響があるかも?

冬の身体のお悩みで一番多いのが冷えですよね。

朝晩、手や足の指先が冷えてかじかむ。肌の血色が悪くて顔がくすんで見える。寒い冬の朝に目のクマが気になる…など。そんな症状ありませんか?

気温が下がると、体も冷えがち。全身の血流が悪くなることにもつながります。そして、手足の先だけでなく「目」も冷えてしまうんです。冷えによって目の周りの筋肉がこり血流が悪くなることで、血液が滞り青っぽく見えてしまう状態になることも。これが「クマ」の正体です。

目の下のクマに悩む女性

体の中からポカポカ。メノコト薬膳レシピ紹介

目を温めるにはホットアイマスクや蒸しタオルなども良いですが、ここでは毎日の食事に簡単に取り入れられて、目にも良い食材を使った薬膳料理を紹介します。

今回使うのはクコの実です。クコの実はスーパーやインターネットでも購入することができます。生薬としては枸杞子(クコシ)という名前で知られていますが、通常の食事やお菓子に使用されることもあり、中国ではどの家庭にも常備されている身近な食材です。

「食べる目薬」ともいわれるクコの実には、ベタインやルチン、タンニン、ビタミンC、ゼアキサンチン、β-シトステロール、ビタミンB₁、ビタミンB₂などが含まれており、血管を強化し血流をスムーズにする働きがあるため、血行不良から引き起こされる冷えや肩こり、腰痛の改善に効果が期待できます。

薬膳レシピ①:食べる目薬!?クコの実がたっぷり、ニラと春菊のナムル

クコと一緒に旬の春菊や体を温める食材のニラを合わせたナムルを紹介します。

材料(2人分)

  • クコの実 10g
  • 春菊 中1束(約50g)
  • ニラ 1束(約100g)
  • 黄ニラ 1/2束(約50g)
    ※黄ニラはなくてもOK
  • ニンニク 1片
  • サラダ油 大さじ1
  • めんつゆ 小さじ2

作り方

  1. クコの実は、あらかじめお湯で戻しておく。
  2. 沸騰したお湯に、5㎝幅に切った春菊を入れ、1分ほどさっと茹でてザルにあげておく。
  3. フライパンにサラダ油を入れ、みじん切りにしたニンニクを30秒ほど炒めてニラ、黄ニラの順に1分程炒める。
  4. ボウルに炒めたニラ、黄ニラ、水気をきった春菊、クコの実(半量)を入れてめんつゆを全体にからめたら出来上がり。
    ※クコの実は半分を全体にからめて、もう半分をトッピングに使用。

薬膳料理で使用されるクコを使った、ニラと春菊のナムルの写真

栄養情報(1人分)

  • エネルギー 100kcal
  • タンパク質 2.6g
  • 脂質 6.3g
  • 炭水化物 9.5g
  • 食塩相当量 0.2g

さらに、せっかく購入したクコの実は、たっぷり使えるレシピで使い切りましょう。

薬膳レシピ②:クコの実やナッツたっぷり!ほっこりかぼちゃのサラダ

いつものかぼちゃサラダに、ナッツの香ばしさと甘酸っぱいクコの実をたっぷり。

材料(2人分)

  • クコの実 10g
  • かぼちゃ 1/4個(約450g)
  • 玉ねぎ 1/2個(約160g)
  • 牛乳 50㏄
  • ソーセージ 3本(約54g)
  • サラダ油 大さじ1
  • 塩、コショウ 少々
  • クリームチーズ 55g
  • スライスアーモンド 10g

作り方

  1. クコの実は、あらかじめお湯で戻しておく。
  2. かぼちゃはタネとわたを取り、お好みで少し皮を残したまま一口大に切る。耐熱ボウルにいれてラップをし、600Wの電子レンジで約9分加熱して柔らかくする。
  3. かぼちゃが柔らかくなったら、熱いうちにつぶして牛乳を入れて滑らかにする。
  4. 玉ねぎは薄切りに、ソーセージは5mm幅に小さく切っておく。
  5. フライパンにサラダ油を入れて、玉ねぎとソーセージを炒め軽く塩コショウをする。
  6. 2のかぼちゃに玉ねぎ、ソーセージ、クコの実(半分)を入れて具材をまんべんなく混ぜ合わせる。
  7. クリームチーズを1㎝角(お好みで大きくても良い)に切り、最後に混ぜあわせる。
    ※この時、あまり混ぜすぎるとクリームチーズがすべて溶けてしまうので少し固まりが残るぐらいがベスト。

8.仕上げに、クコの実(残りの半分)とトースターで軽く焼いたスライスアーモンドを振りかけたら完成。

味付けが少ないように見えますが、炒めた玉ねぎやソーセージ、クコの実やクリームチーズなど具沢山で、深い味わいになります!

薬膳料理で使用されるクコを使った、かぼちゃのサラダの写真

栄養情報1人分

  • エネルギー 53.3kcal
  • タンパク質 12.4g
  • 脂質 27.7g
  • 炭水化物 60.2g
  • 食塩相当量 0.8g

さいごに

クコの実は、そのまま食べても十分美味しいのですが、リンゴ酢(お好みで蜂蜜をいれても)などに漬けると、柔らかくなるのでヨーグルトのトッピングとしても気軽に召し上がってみてくださいね。

敷居が高そうでなんとなく避けていたかもしれない「薬膳料理」。今回は目の健康の役に立つ「メノコトレシピ」を紹介しました。「健康な体」は「良い食」から作られます。ぜひ、こうしたレシピにもチャレンジしてみてくださいね。


今回、ご紹介した薬膳レシピや和漢についてもっと深く知りたい方へ、参加無料のオンライン講座が開催されています。

オンライン『和漢の会』
11月27日(金)10:00~11:00
・目に良い生薬の話
・身近な食材で作る薬膳レシピ
申込締切:11月25日(水)23:59
詳細・申込:https://bit.ly/326pClD
(別サイトへ移動します)

ご自宅でインターネット環境のある方は、ぜひご参加ください!
※オンライン講座は無料コミュニケーションツール、Zoomアプリを使用しますので、当日までにご準備ください。


※ 本サイトにおける各専門家による情報提供は、診断行為や治療に代わるものではなく、正確性や有効性を保証するものでもありません。個別の症状について診断・治療を求める場合は、医師より適切な診断と治療を受けてください。

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この記事を書いた人

メノコト365編集部

目の健康に関するあらゆる情報を発信しています。子どもたちが健やかな目で生活できるように、小さなうちから正しい健康習慣を身につけてもらうための健育イベントを開催するなど、目の健康について意識を高めるきっかけになることを願い様々な活動をしています。

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