いくつ知ってる?目の紫外線対策。やったほうがいいこと&ダメなこと

  • 大江 絵美
  • 編集長

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窓辺でまぶしそうにしている女性の写真

普段の生活の中で、目が紫外線を浴びることを気にしている人はどのくらいいるのでしょうか?

紫外線を浴び続けると「白内障」や「紫外線角膜炎(雪目)」「翼状片」といった病気を引き起こす可能性があると言われているので注意が必要です。

大切な目を紫外線から守るために「やったほうがいいこと」と「ダメなこと」を確認しましょう。

目の紫外線対策で「やったほうがいいこと」

日傘をさす

頭上から降り注ぐ紫外線から守ってくれる日傘は、ぜひ目の紫外線対策でも活用したいところです。「UVカット率99%以上」や「遮光」というような表示がされている日傘が紫外線カット率が高いとされています。ただし、メーカーによって表示基準が異なる場合がありますので、しっかり確認して選ぶことをおすすめします。

また、地面からの照り返しによって紫外線が目に入ることを防ぐため、内側が黒や紺色の日傘を選ぶのが良いでしょう。

帽子をかぶる

環境省が発表した「紫外線環境保健マニュアル」には、太陽が高い位置にある場合、つばのある帽子を被ることで、目が浴びる紫外線が20%ほど減少すると記載されています。日差しが強い日に屋外に出る時は、忘れずに帽子を持っていきたいですね。ただし、帽子を被ったからといって完全に紫外線をカットできるわけではないので、他の紫外線対策も併用したほうが良さそうですね。

紫外線対策メガネをかける

「紫外線環境保健マニュアル」によると、UVカット機能を持ったメガネやサングラスを着用すると、目が浴びる紫外線が90%も減少するとされています。紫外線は目の正面からだけでなく横から浴びることもあるので、ただメガネをかけるだけでなく、自分の顔の形に合ったメガネを選ぶことが大切です。

また、地球環境研究センターの報告書では、屋外で長時間活動する場合はしっかりと目を守るゴーグルタイプの紫外線対策メガネを着用することをおすすめしています。

紫外線対策専用の目薬を使う

紫外線による角膜のダメージは、放置すると目の病気に繋がる可能性があります。紫外線による目のダメージをケアするとされている成分が入った目薬がドラッグストアなどでも購入できるので、使用を検討するのも良いかもしれません。ただし、症状が気になる方は早めに眼科医に相談しましょう。

栄養を摂る

目の健康には食生活も影響しているので、日ごろから目の健康に良いとされる栄養を摂ることをおすすめします。「ルテイン」「ビタミン」「アスタキサンチン」「アントシアニン」などが目の健康のためにとりたい成分とされています。栄養を摂取して目を健やかに保ちましょう。

目の紫外線対策で「やってはダメなこと」

曇りの日に油断する

曇りの日や、日差しがそれほど強くない日は紫外線対策を怠りがちです。しかし、気象庁のホームページによると、快晴の時の紫外線量と比較して、うす曇りの時は80〜90%、曇りの場合は約60%、雨であっても約30%の紫外線が降り注いでいるとされています。また、雲の間から太陽が出ている時は、空気中で散乱して届く散乱光の影響で快晴よりも多い紫外線が観測される場合もあるようです。

晴れていなくても紫外線対策は必要ですね。

紫外線カットに適していないメガネをかける

紫外線から目を守るために、メガネやサングラスをかけていればどんなものでも安心というわけではありません。

地球環境研究センターの報告書によると、サングラスを選ぶ時は、色が濃くないものを選ぶことを紫外線カット眼鏡を選ぶときの目安としてあげています。色の濃いサングラスを使うと瞳孔が開き、紫外線カット処理が不十分なものの場合、目の中に紫外線を多く取り込むおそれがあるからです。「紫外線カット」などとしっかり表示されたものを選ぶことも重要としています。

冬は紫外線対策をしない

紫外線の強さは季節によっても変化します。一般的に冬の紫外線は弱いと言われていますが、場所によっては紫外線対策をしっかりと行う必要があります。それは、スキー場や雪山などです。雪に反射した強い紫外線が目に入り、「紫外線角膜炎(雪目)」などの病気を引き起こしてしまう可能性も考えられます。ウィンタースポーツをする際は、ゴーグルやサングラスでしっかりと対策をしましょう。

日陰で休憩をする

日陰に入ることは熱中症予防としては有効かもしれませんが、紫外線対策としての観点からはあまりおすすめできません。「紫外線環境保健マニュアル」によると、日陰で浴びる紫外線の量は日向の50%ほどとのこと。日向で過ごすよりは紫外線が少ないものの、完全に防げるわけではないのです。長時間の休憩をとる場合は、屋内に入ったほうが良いかもしれませんね。

目の紫外線対策は簡単!組み合わせることでさらにガードできるかも

肌の日焼けのように分かりやすい変化が少ないため、目の紫外線対策はつい忘れがち。

目にダメージを与える紫外線を浴びないように、できる限り対策をしたいものですね。

帽子を被る、栄養を摂るなど今日からでも簡単にできる目の紫外線対策がたくさんあります。また、いくつかの対策を組み合わせることで、より強固に紫外線から目を守ることができるかもしれません。

やったほうがいいこと、そしてやってはダメなことについて正しい知識を身につけ、目の紫外線対策を実践してみましょう。

 

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※ 本サイトにおける各専門家による情報提供は、診断行為や治療に代わるものではなく、正確性や有効性を保証するものでもありません。個別の症状について診断、治療を求める場合は、医師より適切な診断と治療を受けてください。

【画像】
miya227/ Shutterstock

この記事を書いた人

編集長

大江 絵美

わかさ生活みらい研究所研究員。健康食品管理士。岐阜薬科大学薬効解析学研究室に4年間出向し、眼のこととビルベリーの健康効果についての研究を行ってきたスペシャリスト。眼のこと、サプリメントの素材について新しい研究や調査を行っています。

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