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目に良い食べ物・栄養素と調理法

β-カロテンがたっぷり摂れる!クセになるおいしさ、にんじんしりしり

本来は秋から冬にかけて旬をむかえるにんじんですが、今は産地を変えて通年出回っています。一年を通して手に入りやすい野菜ですね。

にんじんしりしりは沖縄の郷土料理。色鮮やかで、夕飯だけでなくお弁当にもうれしい一品。手軽に作れる常備菜なので、作り置きにもおすすめのレシピです。

にんじんに豊富に含まれるβ-カロテンについて説明するとともに、にんじんがたっぷり摂れる「にんじんしりしり」のレシピを紹介します。

網膜を保護してくれる!? β-カロテンの役割とは

にんじんにはβ-カロテンが豊富に含まれているということは、皆さんもよくご存じではないでしょうか。β-カロテンは、摂取するとビタミンAに変換されることから、プロビタミンAとも呼ばれています。

ビタミンAは、その末端構造により「レチノール」「レチナール」「レチノイン酸」に分類されます。厚生労働省発表の「日本人の食事摂取基準(2015年版)」には、このレチノールとレチナールが網膜細胞の保護作用や視細胞における光刺激反応に重要な物質であると書かれているんですよ。

こうしたことから、ビタミンAやβ-カロテンが目の健康に重要な栄養素のひとつという意見も多いようです。目を大切にしたい人にとって、気になる成分といえそうですね!

常備菜として活用!にんじんしりしり

材料 4人分

・にんじん 中3本

・卵 2個

・ごま油 適量

・だしの素(顆粒) 大さじ1

・塩 小さじ1弱

・こしょう 適量

作り方

①にんじんは皮をむき千切りにする

②フライパンにごま油を熱し、①を中火で炒める

③しんなりして火が通ったら、塩、こしょう、だしの素をいれて味を調える

④溶き卵をまわしかけ、炒める

※皮の薄いにんじんは皮をむかずにそのまま千切りに

シンプルだからアレンジもOK!

千切りにしたにんじんを卵と一緒に炒めるのが定番ですが、ツナを加えるなどアレンジできるのも、にんじんしりしりのいいところ。

他にも、エノキやシラタキを入れたり、ごま油をバターやオリーブオイルに変えたり、自由な発想で作ってみてもいいですね。

クセになるおいしさ!β-カロテンをたっぷり摂ろう

にんじん100gあたりに含まれるβ-カロテンの量は8,600μgです。基本的に緑黄色野菜にはβ-カロテンが多く含まれるといわれていますが、ほうれん草100gあたり4,200μg、ピーマン100gあたり400μgと、圧倒的ににんじんに多いことが分かりますね。

また、β-カロテンは油で調理すると吸収率がアップします。にんじん中サイズ1本を150gとすると、このレシピでは何と1人分あたり約9,675μgものβ-カロテンが摂取できますよ。

簡単に作れてクセになるおいしさの「にんじんしりしり」。目の健康のためにも、常備菜として作り置きし、朝・昼・晩、お好きなタイミングで食べてくださいね!

 

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※本サイトで紹介した各食材の栄養素含有量の比較はあくまでも一般的な品種などによる参考値であり、品種や保存方法などにより大きく異なることがあります。

※ 本サイトにおける各専門家による情報提供は、診断行為や治療に代わるものではなく、正確性や有効性を保証するものでもありません。個別の症状について診断・治療を求める場合は、医師より適切な診断と治療を受けてください。

この記事を書いた人

秋田 朱美

栄養士

わかさ生活在職中は、プロアドバイザーとして、豊富な目と栄養の知識でお客様をサポート。さらに長年のお客様対応で培った経験を活かし、社内教育、社外での講義など幅広く活動してきました。

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