毎日忙しく、疲れがたまってくると食欲が落ちちゃって…という方も多いのではないでしょうか。そんなときは食欲をそそるといわれる赤色の食材 、トマトを食べませんか? 彩りが良いだけでなく、トマトに含まれるリコピンは視覚機能の改善をはじめ、うれしい健康効果が期待できるといわれています。
そこで今回はリコピンが摂れる「トマトと玉ねぎのさっぱりしょうがサラダ」レシピを紹介します。
目次
トマトに含まれるリコピンの抗酸化パワー
リコピンは赤色の天然色素で、強い抗酸化作用をもつといわれています。抗酸化とは、活性酸素を取り除き体内をサビつかせる酸化ストレスを軽減する働きのことです。リコピンの抗酸化作用による、視覚機能の改善や生活習慣病の抑制についての研究も行われているようです。
リコピンの抗酸化パワーを上手に利用し、目や体の健康を保つよう、意識してみてはいかがでしょうか。
「トマトとたまねぎのさっぱりしょうがサラダ」のレシピ
材料(4人分)
- トマト 中2個
- たまねぎ 中1/2個
- かいわれ大根 2/3パック
- 油あげ 2枚
【調味料A】
- ポン酢 大さじ4
- ごま油 小さじ1
- しょうが 2かけ(すりおろす)
作り方
①トマトは5mmくらいの厚さにスライスする。玉ねぎは薄くスライスし水にさらしておく。かいわれ大根は根元を落としておく。
②油あげは油をひかずにフライパンで両面を軽く焦げめがつくまで焼き、5mm幅くらいに切っておく。
③調味料Aをボウルの中でよく混ぜ、水を切った玉ねぎ、かいわれ大根、油あげを入れてさらに混ぜる。
④お皿にトマトを並べ、その上に③を盛り付けたらできあがり。
リコピンだけじゃない!たまねぎに含まれるアリシンにも生活習慣病の予防効果が?
このサラダ1人前で、抗酸化パワーが期待できるリコピンを約4.8mg 摂取することができます。さらに、注目すべきもうひとつの成分は、たまねぎに含まれるアリシン。アリシンは、たまねぎを切ったときに涙がでる原因となる辛み成分です。わかさの秘密によると、アリシンを含むイオウ化合物には血行を促進する効果があり、血液をサラサラの状態に保つ働きがある(※1) とのこと。
血液を健康に保つことと生活習慣病は大きな関わりがあるといわれています。生活習慣病予防のためにも、トマトのリコピンとたまねぎのアリシンが摂れるこのサラダは活躍してくれそうですね。
夕飯やおもてなし料理の一品にも!
今回紹介した「トマトとたまねぎのさっぱりしょうがサラダ」はボリュームがあって彩りもいいので、夕飯の副菜としてだけでなく、ちょっとしたおもてなしメニューの一品としてもおすすめ。
見た目から食欲をそそり、元気になれそうなこのレシピ。目や体の健康を保つためにも、ぜひ活用してくださいね。
※本サイトで紹介した各食材の栄養素含有量の比較はあくまでも一般的な品種などによる参考値であり、品種や保存方法などにより大きく異なることがあります。
※ 本サイトにおける各専門家による情報提供は、診断行為や治療に代わるものではなく、正確性や有効性を保証するものでもありません。個別の症状について診断・治療を求める場合は、医師より適切な診断と治療を受けてください。
【参考】
※1 : アリシン|わかさの秘密