2019年5月25日(土)・26(日)に行われた「メノコトアドベンチャーinわかさEXPO」。スマートフォンの普及により、子どもからお年寄りまで多くの人が目を酷使している現状を考え、「目を鍛える」をテーマに行ったイベントです。
昨今のデジタル機器による目の疲れについては、多くの皆さんが関心をお持ちのようです。ゲームをお待ちいただいているあいだに「目を鍛える大切さ」についてお話しすると、「目を鍛えることが、疲れの予防になるんですね」「子どもの目を守るために意識しないといけませんね」など、多くの共感の声をいただきました。
あなたの動体視力は何歳?『目指せ!最速反応速度!!』
まず2本の棒の下部にある指定された青い部分を軽く握ってもらいます。次に上から降りてくる赤い光が、その青い部分にきたときに強く握るというゲームです。全部で5回行った後、動体視力年齢が測定された用紙がでてきます。
自分自身の動体視力がどのくらいなのか年齢で教えてくれるということもあり、多くの方が興味を持って並んでくれていました。年齢とともに、見たものに体が反応するのには時間がかかるようになりますが、最初はうまくいかなかった人が、5回続けるうちに反応が速くなっていくことも。
子どもたちはやはり順応力も高く、反応も早かったですね!
参加者からは、「見てると簡単そうなのに、やってみると結構難しかった。右と左でタイミングが違ってたり、思った以上に反応が遅くてショックです。」「子どものほうが早くできるようになってました。年齢があがると反応するのが遅いってことですよね。」
という感想がでる一方、「実際の年齢より高くでました。目がスピードについていけてないってことですよね?トレーニングで早くなりますか?」といった質問もいただきました。
動体視力はトレーニングで改善が期待できるといわれています。何かひとつのトレーニングをするというよりは、さまざまな見る力を鍛えることが必要なので、メノコト365で紹介している「追従性眼球運動」「跳躍性眼球運動」などのビジョントレーニングを行うこともおすすめですよ。
『ストラックアウト』で眼と体のチームワーク運動にチャレンジ!
テレビなどでおなじみのストラックアウト。今回は1人5個のボールでチャレンジしてもらいます。パネルはいくつ倒せるでしょうか。
目でしっかり見て投げることが大事なので、当てるパネルを宣言してから投げると難易度アップ。狙ったところにしっかり当てることができれば、目と体のチームワークがしっかり取れているといえるでしょう。
眼と体のチームワークとは、目で見たものを脳へ伝え、脳から体に指令を出すという一連の動作のこと。このチームワークが衰えると手先を使う作業やボールを使ったスポーツなどがうまくできないことも。
5個のボールを全てパネルに当てるというのはなかなか大変。中には1回に2枚のパネルを抜かれる人もいましたが、平均して2〜3枚という人が多かったようです。
健康な生活を続けるために「目を鍛える」こと考えてみませんか?
今の自分の見え方がどのレベルかといったことを普段知る機会はあまりないので、皆さん大変興味を持ってチャレンジしてくださいました。思った以上に良かった人も、悪かった人も皆さん笑顔で楽しんでいらっしゃったのが印象的でしたね。
目指せ最速反応速度のような「動体視力」も、ストラックアウトのような「眼と体のチームワーク」も、スポーツ選手だけに必要なものではありません。
例えば日常生活でも、見えているのに物や人をかわせずにぶつかってしまうことや、車の運転でヒヤッとする場面があるかもしれません。だんだんと、反応が遅くなるのを実感されている人も多いと思います。目を鍛えることが怪我の防止につながることもあります。いつまでもスポーツを楽しみ、健康な生活を送るためにもぜひ、目を鍛えていただきたいと思います。
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