10月10日は「目の愛護デー」です。そして、目の愛護デーがある10月は「目の愛護月間」と呼ばれ、いつも以上に目を労わってあげたい月です。
今回は目の健康を意識づけるために、楽しくできるビジョントレーニングをご紹介します。
「見る力」を鍛えるビジョントレーニングは目だけを使うわけではありません。「目で見て」「脳で判断」し、初めて「見える」ことに繋がります。このトレーニングを楽しく行うために、簡単なクイズ方式のビジョントレーニング動画をご紹介します。ご家族みなさんで挑戦してみてください。
ビジョントレーニングの注意点
頭を動かさず視線だけを動かす
スムーズに視点移動してものを見る事ができないと、本の行を読み飛ばしてしまったり、標識を見落としてしまったり生活にも支障が出てしまいます。頭を動かさず、意識して目を動かす事を心がけましょう。
ギュッと凝視せずにリラックス
集中してビジョントレーニングをすると、ついつい目に力を入れて凝視しがちになっていませんか?肩の力を抜きリラックスしながら、広い視野で目の筋肉を大きく動かすのがポイントです。
痛みや違和感を感じたら無理せずストップ
ビジョントレーニングは楽しく続けるトレーニングです。もし痛みや違和感を感じたら無理しないようにしてください。また眼に病気がある方や気がかりな事がある方は、眼科を受診してビジョントレーニングを行うことが可能かどうか医師に確認してください。遠視、近視、乱視などがありメガネなどで矯正する必要がある場合は、矯正を行ってからトレーニングを始めてください。
ビジョントレーニング「流れる時計」
画面上を流れる時計を目で追ってみましょう。その時計が何時何分を指しているか分かりますか?対象のものを目でしっかり追う「追従性眼球運動(ついじゅうせいがんきゅううんどう)」といわれるビジョントレーニングです。
まずは練習してみましょう
1問目
2問目は少し早くなります
3問目はさらに難易度アップ
答えはこのページの一番下をチェック!
皆さんはわかりましたか?
まとめ
いかがでしたか。比較的かんたんだったかもしれませんが、「目で見て脳で判断する」事を実感できたのではないでしょうか。
ビジョントレーニングは「がんばって行う」ものではありません。意識しながら丁寧に目を動かしてみましょう。簡単なのでお子様からご高齢の方まで、楽しくご家族のコミュニケーションに活用いただければ幸いです。
毎日少しずつ目を意識して使ったり、動かしたりすることで、しっかり見ることができる健康な目を維持していきましょう。
練習問題のこたえ
1問目のこたえ
2問目のこたえ
3問目のこたえ
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