目の症状や病気と予防・治療法

目のまわりのピクピクは疲労が原因かも!?疲れの緩和におすすめーツボ3

ツボTOP画面

パソコンやスマートフォンを使う時間が長くなるにつれ、目の疲れや不調を感じている人が年代を問わず増えているようです。症状にそれぞれ違いがあるものの、目の周りがピクピクと痙攣(けいれん)したことがあるという人も少なくないのではないでしょうか。

目の周りの痙攣も疲れのサインといわれています。痙攣の原因と、症状の緩和におすすめのツボを紹介します。

目の周りの痙攣は疲れのサイン

まぶたの下にある眼輪筋が痙攣し収縮することで起こる「眼瞼(がんけん)ミオキミア」という症状があります。まぶたのピクピクとした動きが数秒から1分程度続き、多くの場合、片側に起こります。

ストレスや眼精疲労、ドライアイ、睡眠不足、自律神経の乱れなどが要因となることが多く、通常数日から数週間で自然治癒するケースが多いため、治療は必要ないとされています(※1)。

他にも貧血や妊娠中の女性が寝不足や目を酷使することでも起こりやすくなるといわれています。血液の不足やミネラルバランスが崩れても痙攣しやすくなるといえそうです。

特に重い病気が原因でなければ、ツボを刺激することで症状の緩和が期待できます。顔面のツボを眉のあたりから順番に軽くマッサージしてみましょう。

美容にも効果的?顔面の痙攣には『顴髎』

ツボ①けんりょう

  • 顴髎(けんりょう)…目尻の真下の頬骨が隆起した下側

■指の腹で5秒、10秒と長めに押すと目の周辺にかけてピクピクする痙攣をしずめる働きがあります。

「顴」は頬骨のことで「髎」は骨の角すみ、へこんだところという意味があります。それぞれの名称はツボの位置を示しているようです。目尻から真下にのばした線と鼻の下端の水平線が交わるところ辺りにあります。

ここは、三叉神経や顔面神経頬筋枝などが通っているので、顔面神経の麻痺や顔面の痙攣のほか、張りのある皮膚を保つことができるため美容にも良いことで知られています。日ごろから指先で軽くマッサージすることがおすすめです。

目の周囲の緊張をほぐす『巨髎』

目のツボ③こりょう

  • 巨髎(こりょう)…鼻の両脇、小鼻のすぐ横

■指の腹をあて、やや強めにゆっくり押すことを繰り返すと、緊張がほぐれ強張りや痙攣が和らぎます。

「巨」は鼻の両側から口の角までの溝のこと。「髎」は骨の角すみ、へこんだところという意味です。鼻の穴の入り口の高さで水平線をひき、瞳孔(目の中心)からまっすぐ下におろした線が交差するところにあるツボが「巨髎」です。

目の疾患や顔の麻痺、痙攣などの治療のほか、鼻炎による鼻詰まりや鼻水、鼻かぜや慢性副鼻腔炎などにも効果があるといわれています。

眉がピクピクするような痙攣には『絲竹空』

ツボ③しちくくう

  • 絲竹空(しちくくう)…眉毛の外側の端

■人差し指または親指の腹でグッと押します。ここから眉頭までのラインをよく押し揉むと、眉がピクピクするような痙攣が和らぎます。

「絲」は糸のように細いことを、「竹」は竹の葉に似た眉の形、「空」はすき間や穴のことなのでツボを意味します。眉の外側の端を指で押さえて上下に動かすと、骨の小さなくぼみがあります。そこが「絲竹空」です。指圧したり、軽くマッサージすると目の疲れがとれて、スッキリします。

セルフマッサージ ツボの目安と注意点

ツボ療法には、鍼(はり)、お灸(おきゅう)、通電などいろいろな刺激の仕方があります。そのなかでも指圧とマッサージは家庭で、誰にでもできる手軽な方法です。

東洋医学でいうマッサージは、按摩(あんま)と呼ばれ、ツボの並んだ道筋である「経絡」に沿って押す(=按)、なでる(=摩)ことで、機能を整えようとする治療法です。

からだの大きさや形が人によって違うように、ツボの位置も個人で少しずつ違いがあります。示されたツボの位置やその周辺を押した時に、痛みがひびく場所や、逆に気持ちよく感じる場所を目安としてマッサージしてみましょう。

毎日ツボを刺激していると慢性的な症状が緩和されることもありますが、特に気になる症状があったり、体調に不具合を感じたりした時は、必ず医療機関を受診しましょう。

まずは、ちょっとした気分転換をしたいときや、軽い疲れを感じた時に取り入れて、心身のリフレッシュに取り入れてみてはいかがでしょうか。

■他にもツボが気になるかたはこちらもチェック
眼精疲労になる前に!疲れの緩和におすすめーツボ1
眼精疲労になりたくない!疲れの緩和におすすめーツボ2

 

※ 本サイトにおける各専門家による情報提供は、診断行為や治療に代わるものではなく、正確性や有効性を保証するものでもありません。個別の症状について診断、治療を求める場合は、医師より適切な診断と治療を受けてください。

【参考】
※1 まぶたがけいれんする8つの原因(田町三田やまうち眼科 山内明子眼科医監修)
『よくわかるツボ健康百科』 尾崎昭弘 監修 主婦と生活社
『東洋医学 経絡・ツボの教科書』 兵頭明 監修 新星出版社

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この記事を書いた人

メノコト365編集部

目の健康に関するあらゆる情報を発信しています。子どもたちが健やかな目で生活できるように、小さなうちから正しい健康習慣を身につけてもらうための健育イベントを開催するなど、目の健康について意識を高めるきっかけになることを願い様々な活動をしています。

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