本記事では、メッセージを入力すると、ユーザーが知りたい情報を自動で教えてくれるサービス「ChatGPT」でロービジョンの方にも役に立つ機能を2つ紹介します。1つ目は「前編(本記事)」で、2つ目「後編」の記事でくわしく解説しますので、ぜひご覧ください。
ChatGPTとは
ChatGPTとは、人間と話しているかのように対話できるAIサービスです。2022年12月頃から世界的に注目されはじめました。ChatGPTが一体どれくらいすごいかどうかですが、実際に見ていただいたほうがわかりやすいと思いますので、以下の画像をご覧ください。
筆者が「ChatGPTについて、わかりやすく簡単に説明してください」とメッセージを送ると、人が書いたような文章が自動で生成されます。このChatGPTの優秀さは、MBAやロースクールの試験に合格できるほど。
あまりにも画期的だったため、各方面でChatGPTを利用したサービスが登場しています。その中でもロービジョンの方に役立つ機能もいくつか開発されています。
ロービジョンの方にも役立つ機能
ロービジョンの方は目の負担を抑えるためにPC作業はなるべく短縮したいところ。そこで本記事で紹介するChatGPTサービスは、「画面を見る時間を減らす」を観点に以下2つの機能をピックアップしました。2つ目の機能は、後編の記事で紹介します。
- 音声入力・読み上げをしてくれる「Ondoku3-ChatGPT(BETA)」
- 調べる時間が短縮できる「Web ChatGPT」
それぞれ、登録方法も含め解説します。
音声入力・読み上げをしてくれる「Ondoku3-ChatGPT(BETA)」
Ondoku3-ChatGPT(BETA)は、ChatGPTのメッセージが音声入力できるようになり、ChatGPTからの回答も音声で読み上げてくれる機能です。言ってしまえば、手や目を使わずにChatGPTを使えるようになります。
登録方法
Ondoku3-ChatGPT(BETA)は、Google拡張機能なので、登録方法もChromeウェブストアから無料でダウンロードできます。(ダウンロードはこちら)
Google拡張機能は、SafariやMicrosoft EdgeなどのChrome以外の検索エンジンでは使えないのでご注意ください。
前提として、ChatGPT自体に登録完了していないと、使えないので注意しましょう。ChatGPTの登録方法は以下の通り。
- OpenAIの公式サイトからメールアドレスを登録
- OpenAIからのメールを認証する
- 氏名・電話番号を登録する
- 送られてきた認証コードをサイトに入力する(登録完了)
※すでにGoogleアカウントをお持ちの方は、登録時に「Continue with Google」を選択するとスムーズにログインできます。