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目の症状や病気と予防・治療法

近視や遠視、乱視・老眼はどうしてなるの?

近視や遠視はどうしてなるの?

私たちがものを見ることができるのは、入ってくる光を目の角膜で受け、水晶体で屈折させることで、網膜上できれいな像を結ぶためです。
たとえば近くのものを見るときは、水晶体を厚くして屈折力を高めるなどの調節をしています。

ところが、調節が正しく行えない場合(屈折異常)や、眼球の奥行きが長すぎたり短すぎる場合(軸性異常)は、網膜にきれいな像を結ぶことができないので、ピンぼけのように見えてしまいます。これが進むと、近視や遠視などの症状になるのです。

乱視や老眼はどうしてなるの?

乱視:焦点が合わない、もしくは複数ある。

【原因】水晶体や角膜に歪みがあり、網膜上にきれいな像を結べない。
【症状】目が疲れやすい。頭痛や肩こりがひどい。吐き気。ぼやける。ものが二重に見える。

老眼:ピント調節力が低下する。特に近くのものが見えづらくなる。

【原因】水晶体の厚みを調節する力が年齢と共に低下することで生じる。水晶体を厚くすることができないため、近くが見えづらくなる。
【症状】目が疲れやすく、特に近くのものが見えにくい。

予防と目の健康管理

適切な明るさで!

照明は明るすぎたり、暗すぎたりしないように。読書や勉強をするには300~750ルクス必要です。蛍光灯のスタンドを活用しましょう。

遠くのものを見て、目を休めましょう

近くのものを見続けると、水晶体やその周りの筋肉は緊張しっ放しです。そんな時は、運動や散歩をして、遠くを見て目を休めるのも良い方法です。

テレビやゲームは時間を決めて

テレビを見たら、目を休めましょう! テレビゲームをする時は、時間を決めて休憩をとりましょう。

栄養バランスの良い食事を

栄養バランスの良い食事を摂りましょう!特にニンジンやほうれん草などの緑黄色野菜には、目の健康に良い「ルテイン」が入っているので、積極的に摂るように心掛けましょう。

出典:目と健康NO.19創新社、三和化学研究所より引用

わかさの秘密 ルテイン

この記事を書いた人

メノコト365編集部

目の健康に関するあらゆる情報を発信しています。子どもたちが健やかな目で生活できるように、小さなうちから正しい健康習慣を身につけてもらうための健育イベントを開催するなど、目の健康について意識を高めるきっかけになることを願い様々な活動をしています。

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