
朝晩の冷え込みがぐっと増してくる11月。
気温差で体がこわばったり、なんとなく疲れが抜けにくい…そんなサインを感じていませんか?
冷えの影響を受けやすいのが、「首・手首・足首」=三首と呼ばれる部分です。
この3つの“首”は、血管が皮膚の近くを通っているため、冷えると全身の血流が滞りやすくなります。
逆にここを意識的に温めるだけで、体全体がポカポカ、冷え知らず美人に。
これが「三首温活」です。
首を温める:肩こり・のどの乾燥対策に
マフラーやスヌードで外出時の冷えをブロック。
お家では、蒸しタオルを首にあてて温めるのもおすすめです。
首元が温まると、血流が良くなり、肩こりやのどの不調の予防にもつながります。
●豆知識:首の温めポイントは「うなじ」
うなじ部分には太い血管が集まっていて、ここを温めると全身の血流が効率よくアップします。
さらに「風池(ふうち)」と呼ばれるツボを軽く押すと、頭痛や眼精疲労の予防にも。
手首を温める:自律神経を整える
冷たい空気にさらされやすい手首は、温めることで副交感神経が優位になり、リラックス効果も。
シルクやウールのアームウォーマーを使ったり、温かい飲み物をゆっくり持つだけでもOK。
“手にぬくもり”を感じることで、ほっこりとリラックスモードにもなります。
●豆知識:手首のツボ「内関(ないかん)」でほっとひと息
手首の内側、シワから指3本分下にある「内関」は、緊張やストレスを和らげるツボ。
優しく押したり温めることで、自律神経のバランスを整えるサポートになります。
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足首を温める:全身の巡りをサポート
「冷えは足元から」と言われるように、足首の温度が下がると全身が冷えやすくなります。レッグウォーマーや靴下の重ね履き、湯船での“足首までしっかり浸かる”入浴がおすすめ。
夜の冷え対策には、寝る前に足首ストレッチや足湯をプラスしてみましょう。
●豆知識:足首の「三陰交(さんいんこう)」は女性の味方
内くるぶしの上、指4本分の位置にある「三陰交」は、血行促進や女性ホルモンのバランスを整えるツボ。
生理痛やむくみが気になる時に、優しく温めると◎
三首温活で、秋から“冷えない習慣”を
体を温めることは、単に「寒さ対策」だけではなく、血流・免疫・心の安定にも関わっています。
毎日のちょっとした意識で、体の内側から巡りを整え、冬に向けての冷えに強い体を育てましょう。
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