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目の健康を守る!デジタルとの正しい付き合い方

スマホをみる女性
スマートフォンやパソコン、タブレットが生活に欠かせない現代。私たちは1日の大半を、画面を見つめて過ごしています。テレワークの普及、オンライン授業の一般化、そしてSNSやデジタルコンテンツの利用増加により、「目」への負担は年々大きくなる一方です。
厚生労働省の調査によると、VDT作業(パソコンやスマホを使った作業)による目の疲れや痛みを感じている人は、働く世代の実に7割以上に上るといわれています。しかし、デジタル機器の使用を完全に避けることは、もはや現実的ではありません。

では、私たちはどのようにして目の健康を守りながら、デジタル機器と付き合っていけばよいのでしょうか?本記事では、デジタル時代を生きる現代人のための、具体的な目の健康管理法と、デジタル機器との賢い付き合い方をご紹介します。

長時間スマホやPCを見続けるとどうなる?

目の疲れを感じる女性
現代社会において、スマートフォンやパソコンは私たちの生活に欠かせないツールとなりました。しかし、その便利さの影には、目への負担という大きな問題が潜んでいます。私たちの目は、長時間のデジタル機器使用によって、さまざまな影響を受けています。短期的な症状から長期的な影響まで、以下のような問題が起こる可能性があります。

目の健康を守るための対策

明るく健康的な女性画像
私たちの生活に欠かせないデジタルデバイスですが、その便利さの影には、目の健康への悪影響が潜んでいることも事実です。長時間デジタル機器に接することで、目の疲れやドライアイ、さらには視力低下を引き起こす可能性があります。

そこで今回は、目の健康を守るための具体的な対策をいくつかご紹介します。

1.20-20-20ルールを実践しよう!

「20-20-20ルール」とは、20分ごとに20フィート(約6m)離れたところにあるものを20秒間見つめるというもの。長時間同じ距離で画面を見続けると、目が疲れてしまいます。「20-20-20ルール」を導入することで、目の筋肉を休ませ、ピント調節機能を維持することができます。

2.正しい使用環境を整えよう!

画面との距離が近すぎると、目が疲れやすくなるため、適切な距離を保つことが大切です。パソコンなら40~60cm、スマートフォンなら30~40cmを目安にしましょう。また、画面の位置は、目線より少し下になるように調整すると、首や肩への負担を軽減し、姿勢を良く保つことができます。最後に明るさを調節することも大切です。部屋の明るさや周囲の環境に合わせて、画面の明るさを調整しましょう。暗すぎる場合や明るすぎる場合は、目に負担がかかります。

3.目を潤わせよう!

画面を見ていると、自然とまばたきの回数が減ってしまいます。意識的にまばたきをすることで、目の乾燥を防ぎましょう。目が乾く場合は、目薬を使用しましょう。また、部屋の湿度が低いと、目が乾きやすくなります。加湿器を使って、適度な湿度を保ちましょう。
目は一度悪くなると、なかなか回復が難しいもの、上記の3つのポイントを抑え、目の健康をしっかり守りましょう。

スマホ疲れにさようなら!デジタル機器との賢い付き合い方

デジタル機器とメガネ
最後に、デジタル機器と上手に付き合うための具体的な方法をご紹介します。ポイントは「時間管理」「画面設定」「生活改善」の3つです。

◆時間管理

長時間同じ姿勢で作業を続けると、目が疲れてしまいます。20分~30分ごとに一度立ち上がり、遠くの景色を見たり、軽いストレッチをするなどして目を休ませましょう。また、寝る前の1時間前からは、スマホやパソコンの使用を控えましょう。ブルーライトは睡眠を妨げるため、質の高い睡眠を取るためには重要です。

◆画面設定

見えにくいと、目を細めたり、目に負担をかけてしまいます。文字サイズを大きくしたり、コントラストを調整すると、視界がクリアになり、目の疲れを軽減できます。画面全体を暗い色にするダークモードは、明るい背景に比べて目の疲れを軽減する効果が期待できます。また、ブルーライトカット機能がある場合はぜひ活用しましょう。

◆生活改善

まずは、定期的にデジタル機器から離れる時間を設けましょう。読書をしたり、自然の中を散歩したりするなど、デジタル機器を使わない時間を意識的に作ることで、リフレッシュできます。長時間スマホやPCを使用する必要がある場合には、10分に1度、目を上下左右に動かしたり、遠くを見たりするなどの簡単な目の運動を習慣化しましょう。
デジタル機器は便利な一方で、使い方によっては健康に悪影響を及ぼす可能性があります。これらの対策は、一度にすべてを実践する必要はありません。まずは、自分にとって無理なく続けられることから始めてみましょう。もし、目の疲れが慢性化している場合は、早めに眼科医に相談することをおすすめします。大切なのは、デジタル機器と上手に付き合いながら、健康な生活を送ることです。
ぜひ、今日からこれらの対策を始めて、快適な視界を長く保ちましょう。

この記事を書いた人

山本 エミ

Webライター、編集者。学生時代は両目視力2.0をもちながら、現在は左右の目の視力差が大きい「不同視(ガチャ目)」に悩む日々。現代病である疲れ目など、目の健康に役立つ記事を中心に執筆している。

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