最近、目が疲れやすくなったな、、、と感じていませんか。
実は、気温が下がる冬は血流が悪くなりやすく、さらに寒さで肩や首がこわばり、目や網膜への血流が低下し、目の疲れ・眼精疲労や視力低下などをもたらすといわれています。
頭も手足と一緒で体の末端になるので、手足ほど冷えを感じなくても、実は血行不良になっている!ということも。
また、冬の乾燥した空気は目の乾燥(ドライアイ)も招き、さらに目の不調を感じる方も多いのではないでしょうか。
眼精疲労は、放っておくと頭痛や吐き気を引き起こす可能性もあるので、そうなる前に早めの対処をしておきたいものです。
今回は冬に起こりやすい眼精疲労の予防と対策をご案内いたします。
眼精疲労とは?
眼精疲労の症状には、次のようなものがあります。
- 目が重い
- しょぼしょぼする
- 目痛
- 充血
- かすみや視力低下
- 肩コリ、首コリ
- 胃痛や食欲不振
- 便秘 など
眼精疲労は疲れ目とは違い、これからの症状が睡眠をとっても回復しないものを眼精疲労といいます。
目を疲れさせない為には?
- 日頃からジョギングなどの有酸素運動やストレッチをし、全身の血行を促進する。
- 筋肉の疲れをやわらげるビタミンB1や、目の神経が正常に働くために重要な役割のビタミンB2、ブルーベリーやカシスなどの目の周りの血行を良くする食品を摂る。
- 乾燥から目を守るため、部屋の湿度を保ったり、暖房の風が直接目に当たらないようにしたり、意識的にまばたきをし目が乾燥しないようにする。
- 一時間に一回は遠くを見たり、目を閉じて休める。
- 睡眠時間をしっかりとる。睡眠不足やストレスは目の筋肉の緊張や涙の分泌不足を招きやすくなり目の乾燥や疲れ目を引き起こしやすくなります。
目が疲れた時の対策は?
- 肩や首のコリを和らげ血行を良くする。肩や首のコリと目の疲れは大きく関係しています。
また、コリを和らげリラックスすることで自律神経が整い、収縮した血管がひろがりやすくなります。
- 蒸しタオルやホットアイマスクで目を温める。
- 目のツボマッサージをする。
目にしっかりと血液が届くことで、各細胞に酸素と栄養が行きわたりやすくなり、眼精疲労が解消されやすくなります。
血液の流れは「細胞に酸素と栄養を運ぶ」「二酸化炭素・老廃物の回収」「免疫機能を果たす」「体温調節」などの重要な役割を果たしており、健康な体にはかかせないカギになるので、目に疲れがたまる前に、この冬意識して過ごしてみてくださいね。