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眼病予防に!紫外線やHEV有害光線をカットする方法

デジタルデバイスからの有害な光を受けパソコンをする女性

現代社会では、デジタルデバイスの普及により私たちの目にはさまざまな脅威が生まれています。特に、紫外線や高エネルギー可視光(HEV)有害光線は、目の健康に悪影響を及ぼす可能性があります。目を有害光線から守ることは、眼病予防のために重要なポイントとなります。
この記事では、紫外線やHEV光線から目を守るための効果的な方法や対策をご紹介します。
今日から、目の健康を守るための習慣を取り入れて、快適な生活を送りましょう。

 

HEV有害光線とは?HEVカットの重要性

 画像引用:https://moda.vc/hev.htm

HEV(High Energy Visible Light)とは、可視光線の中でも比較的エネルギーレベルが高い青紫色の光のことを指します。この光は、太陽光以外にもスマートフォンやパソコン、LEDなどのさまざまなデジタル機器から放出されています。HEVは目に直接影響を及ぼし、長時間のデバイス使用によって目が疲れたり、目の乾燥やかすみ、頭痛などが起こるなど、目の健康に悪影響を与える可能性があります。

この時期、気になり始めた紫外線と同様に、HEVもまた、目に悪影響を及ぼす可能性があります。HEVは、加齢黄斑変性症のリスクを高めたり、目の疲労を引き起こしたりする恐れがあるのです。よく言われる「ブルーライト」は、HEVの一種であり、さらに広い波長域の有害光線を指しています。

私たちは日々、HEV光線に曝(さら)されているのが現状です。紫外線は角膜や水晶体でほとんど吸収されるため、目の奥の網膜まで届きにくいですが、一方で高エネルギー可視光(HEV)は網膜まで達し、目にダメージを与える可能性があります。目の健康を守るためにも、HEVカット対策を行うことは非常に重要と言えます。

今日からでもできる!HEV有害光線をカットする方法

メガネをかけている親子

HEV対策の最も基本的な方法は、サングラスをはじめとしたアイウエアの着用です。アイウエアを選ぶ際は、UV400フィルター付きで、UVカット機能に加えてHEVカット機能があることを確認しましょう。HEVカットレンズを採用したサングラスなら、紫外線だけでなくHEV光線も効果的にブロックできます。

また、外だけでなく、実は家の中でもHEV対策は必要です。ブルーライトカットと違い、幅広い波長のHEV光線を90%以上カットするレンズが備わったアイウエアの着用が効果的です。メガネレンズにもHEVカットコーティングを施すことで、デジタル機器の使用時も目を守れます。

 

ルテインの偉大なパワーを実感!HEV有害光線対策がんびょうよぼうんびょう

HEV光線を目だけでなく身体の内側から守るには、毎日の食事もとても重要です。特に、目の健康維持に効果的なのが「ルテイン」です。ルテインは黄色い色素で、加齢黄斑変性症の予防に役立つとされています。

ルテインが豊富に含まれる食品としては、ブロッコリー、ほうれん草、にんじん、かぼちゃなど。また、卵にもルテインが含まれています。鯖やいわしなどの青魚や、オレンジやブルーベリーなどの色鮮やかな果物・野菜を、バランスよく摂取することで、眼の健康をサポートする食事につながります。食事だけでは摂取が難しい場合には、サプリメントで補うことができます。メニュールテインを意識した食事メニューを取り入れ、HEV対策を手軽に行いましょう。

HEV光線は目に悪影響がある可能性があり、適切な対策が欠かせません。サングラスやメガネレンズの選び方に気を付けるだけでなく、食生活の見直しもHEV対策につながります。眼鏡と食事の2つの対策でHEV光線から目を守り、健康な目を維持しましょう。

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この記事を書いた人

山本 エミ

Webライター、編集者。学生時代は両目視力2.0をもちながら、現在は左右の目の視力差が大きい「不同視(ガチャ目)」に悩む日々。現代病である疲れ目など、目の健康に役立つ記事を中心に執筆している。

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