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目の症状や病気と予防・治療法

肌が乾燥している人は、目も乾燥する!?乾燥の連鎖に要注意!! 冊子わかさ生活2024年2月号より

「冬になるとお肌がカサカサ…」そんなお悩みを抱える方も多いでしょう。
気温とともに湿度が下がる1月~2月は、1年の中で最も乾燥する時期です。
しかも、暖房の使用により室内の空気も乾燥しています。それによって、お肌だけでなく目も乾燥しているのです。

どこかに乾燥を感じる人は全身が乾いている可能性が

乾燥というとお肌のイメージが強いですが、目や口など粘膜で覆われている部分も乾燥します。これらは粘膜のおかげで本来は潤っているのですが、乾燥により柔軟性が失われ、それに伴い粘液の分泌量が減り、さらに乾燥が進む…というように、乾燥は連鎖します。
このような肌・目・口などの渇きを1つの症候群ととらえ、「ドライシンドローム」と呼びます。体のどこかに乾燥を感じている人は、全身の様々な場所が乾燥している可能性があるのです。

╲こんな症状がおきていたら、体は乾燥しているかも/


体の乾燥チェック

👄口
□ ものが食べにくい
□ 口臭が気になる
□ ネバツキがある
□ 話しにくい

👀目
□ 疲れやすい
□ ゴロゴロする
□ 目ヤニが出やすい
□ 充血しやすい

☺皮膚
□ 肌が荒れやすい
□ 肌がカサカサする
□ 粉を吹く
□ 刺激に敏感

加齢や生活習慣も潤いを失う一因

さらに体の乾燥の原因は空気の乾燥のほか、加齢やストレス、パソコンやスマートフォンによる目の酷使、食生活の乱れ、睡眠不足や運動不足などの生活習慣が挙げられます。特に女性の場合、更年期に女性ホルモンが減少することで皮膚や粘膜を保護して潤いを保つ働きが衰え、体が乾燥しやすくなります。粘膜の乾燥は抵抗力の低下を招き、風邪や感染症のリスクを高めます。また、目の渇きは視力低下や角膜・結膜の損傷などにつながります。乾燥を軽視せず、今すぐ対策しましょう。

保湿力を高める食事で内側からも潤いを

乾燥を防ぐには加湿器などを利用して室内の湿度を50%前後に保ち、水分補給を心がけるとともに、生活習慣を見直しことが大切です。

身体の内側から保湿能力を上げるためには、粘膜の健康を維持するたんぱく質、ビタミンA(β-カロテン)、ビタミンC、鉄などを摂取しましょう。
なめこや納豆、海藻類などのネバネバ食品もおすすめです。
また、寝る直前のスマホやパソコンの使用を控えるなどして副交感神経を優位な状態にすることで、涙や唾液といった乾燥を防ぐ外分泌腺の働きを整えることができます。
乾燥の連鎖を止めて、体も心も潤いのある毎日を過ごしましょう!

この記事を書いた人

メノコト365編集部

目の健康に関するあらゆる情報を発信しています。子どもたちが健やかな目で生活できるように、小さなうちから正しい健康習慣を身につけてもらうための健育イベントを開催するなど、目の健康について意識を高めるきっかけになることを願い様々な活動をしています。

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