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目の症状や病気と予防・治療法

老眼は40代から!?目を労わって、年齢に負けない「老眼対策」

日を追うごとに秋も深まり、秋の夜長に読書を楽しむ方も多いと思います。
10月は「目の愛護月間」として目について考える月でした。
この時期『なんだか最近、手元の文字が見えにくくなってきたかも…』と、お悩みに気づいておられる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

実は、加齢は目の老化の大きな原因です。
去年よりも見えにくさを感じられる人は、もしかしたら加齢も原因のひとつかも?
この記事では、そんな加齢と目の老化、いわゆる「老眼」の関係性について詳しく解説していきます。

なんだか手元が見えにくい!それってもしや、老眼かも

今までクッキリ見えていたのに、最近手元の文字がボヤけるような気がする…。
これは、老眼の症状のひとつです。老眼は通常、年齢とともに進行する目の屈折力の低下の問題で、視力が近くの物に焦点を合わせる能力が低下する状態です。老眼は、特に中年以降の成人によく見られる現象で、約40歳から50歳以上の年齢層に発生することが一般的です。老眼になると、近くの文字や対象がボケて見え、読書や細かい作業が難しくなります。一方、遠くの物は比較的はっきりと見えることが多いため、遠くの景色や看板は問題なく視認できます。

実際に、一般社団法人健康長寿が、全国の眼科医を対象に行った「老眼」に関する調査によると、「老眼は何歳頃からなりやすいですか?」と質問したところ、『45~49歳(32.0%)』『40~44歳(30.2%)』と約6割の方が40代からなりやすいと回答しました。

「老眼の初期症状で多い症状は何ですか?」との問いに対しては、過半数が
『近くの文字が読みにくくなる(55.5%)』で、続いて
『パソコンやスマホの画面がぼやける(42.2%)』
『細かい作業がやりにくくなる(38.5%)』
『手元の物を見るために首をかしげる(25.2%)』
『目を細める(24.5%)』
『目が疲れやすい(23.6%)』
『頭痛がする(12.3%)』など、
見えにくさや目の疲れやすさを挙げる人が多いという結果になりました。

40代からが最多!スマホ・パソコンが老眼を早めている

老眼は、目の水晶体が硬化し、調節機能が効きにくくなることによって引き起こされます。年齢とともに、目の中の水晶体が硬くなり、柔軟性が低下します。この硬化により、水晶体の形状を変えて焦点を合わせる調節能力が低下します。また、調節筋(目の筋肉)の働きが弱まるため、近くの対象を見る際に焦点を合わせにくくなります。

なぜ40代から老眼を実感する人が多いのでしょうか?
それは、長時間の近距離作業、特にスマートフォンやパソコンの使用、読書など、近視点での視力を使用する習慣が増加することが、老眼の症状を感じやすくする要因となります。また、照明の明るさ不足や、読書や仕事場所の配置などの環境要因も老眼の発症と症状の悪化に影響を与えることがあります。

これらの要因が組み合わさり、40代から老眼を意識する人が増える傾向があります。幸いにも、老眼は老眼鏡や近視用メガネ、コンタクトレンズなどを使用して症状を管理できます。視力の変化を感じた場合、定期的な眼科検診を受け、適切な視力矯正方法を見つけることが大切です。

ブルーベリーと何が違うの?目にも栄養豊富なビルベリーとは

ブルーベリーは目に良いことで知られています。
ブルーベリーは、ツツジ科の植物であるスノキ属の果物です。直径が約5~16ミリメートルの球状で、青や紫色をしており、ベランダなど家庭菜園でも育てやすく、ブルーベリーパイやジャムなどに使用されます。ビタミンC、食物繊維、抗酸化物質(アントシアニンなど)が豊富で、健康に良いとされています。主に食品として摂取されます。

ビルベリーは、ブルーベリーの一種です。20~60㎝の落葉性の低木で、青紫色の果実をつけます。原産地は北欧で、スカンジナビア半島から標高の高い南部ヨーロッパ地帯にかけて広く自生しています。ビルベリーの加工品はスウェーデンやフィンランド、ノルウェーを中心に生産されています。ビルベリーの果実は小粒ですが、内部までしっかりと色素が詰まっており、目に良いといわれている「アントシアニン」の量はブルーベリーの中で最も多く含まれているといわれています。

この点に着目し、ビルベリーエキスは一般的にサプリメントとして摂取され、目の健康に対する効果が期待されています。

わかさ生活の目のサプリメント『ブルーベリーアイ』も北欧の野生種ブルーベリー”ビルベリー”のみを使用し、ルテインなど28種類の成分を一粒に厳正配合、1日1粒で体の内側から瞳にアプローチしています。

今からはじめて老眼対策!早期老眼を防ぐ、目のケア

老眼の症状は一度始まると、急速に進行していきます。そのため、気付く前、または気付いた時点での適切なケアが重要です。

長時間の近視点での作業や画面の閲覧から目を守るために、規則的な目の休憩を導入しましょう。スマホや読書、パソコンなどの作業時においては、約20分ごとに約6メートル離れた対象を20秒間見ることで、目の疲れを軽減できます。コンピュータやスマートフォンのディスプレイのフォントサイズを大きくするなど、デバイスの設定を調整して、文字を読むのが楽になるようにしましょう。

また、適切な照明を確保して、読書や作業を行う際に目の負担を減らしましょう。抗酸化物質やビタミンA、C、E、亜鉛、ルテイン、ゼアキサンチンなどの栄養素を含むバランスの取れた食事を摂ることも大切です。

ビジョントレーニングなど、目の筋肉を鍛えるために、遠くと近くの対象を交互に見るトレーニングを行うのも有効といわれています。

老眼は年齢とともに進行する現象で、完全に予防することは難しいですが、上記の対策を取ることで症状を遅らせたり軽減したりすることができます。早い段階で目の健康に気を付け、定期的な眼科検査を受けることが重要です。

視力の変化を感じた場合、放置せずに早めに専門医に診てもらいましょう。

 

参考文献

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000051432.html

わかさの秘密
https://himitsu.wakasa.jp/

この記事を書いた人

山本 エミ

Webライター、編集者。学生時代は両目視力2.0をもちながら、現在は左右の目の視力差が大きい「不同視(ガチャ目)」に悩む日々。現代病である疲れ目など、目の健康に役立つ記事を中心に執筆している。

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