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生活習慣の乱れが視力低下につながる?NG行動とその対策を3つ紹介【前編】

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日常の当たり前として溶け込んでしまった生活習慣が、視力低下につながってしまうというのはご存じでしょうか?普段何気なくやっている行動が目に悪影響を与えてしまうのです。視力低下につながるNG行動は以下の3つ。

  • NG行動1.寝ながらスマホをさわる
  • NG行動2.食生活に乱れ
  • NG行動3.呼吸が浅い(後編で解説します)

どれも無意識にやっている方や悪いってわかっているんだけどやってしまうという方もいるでしょう。そこで本記事では、NG行動とその対策を解説します。最後まで読むことで、生活習慣の改善と視力低下を和らげることにつながるので、ぜひご覧ください。

NG行動1.寝ながらスマホをさわる

寝る前のベッドの上や休日のリラックスしているときなど、体を横にしながらスマホをさわったりしていませんか?寝ながらスマホは、目に悪影響を与えています。これは読書やテレビ鑑賞も同様です。

なぜかというと、体を横にすることで、左右の目が見ている物の距離が異なるため視力に差が出てしまうからです。この習慣をずっと続けていると、左右の視力の差が広がり続け、乱視を悪化させてしまう場合があります。

また、寝ながらの姿勢は自然とスマホを顔に近づけてしまうため長時間、近くで物を見続けてしまうため、近視にもつながります。

対策:スマホの利用時の姿勢を意識する

寝ながらスマホをさわったり、読書やテレビ鑑賞をしてしまう方は、普段から姿勢を正すことを意識してください。左右の目が同じ距離で物を見ることで、視力に差が広がってしまうのを避けられます。

なるべく、目線は地面と水平を保つことを意識すれば、寝ながらスマホをさわる回数も減らせるでしょう。

NG行動2.食生活に乱れ

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人間は食べた物で体を作ります。当然、体に悪い物ばかり食べていたら体の一部である眼にも悪影響を与えてしまいます。特に糖分が多いものを食べ続けていると「糖尿病網膜症」になることも…。

糖尿病網膜症は、初期段階では自覚症状はありませんが、症状が進むとさいあく失明する恐れがある病気です。ビタミンAやビタミンB12などの栄養素が足りていないと、暗いところが見えづらくなる症状「夜盲症(とり目)」を発症します。

さらに野菜不足だと「加齢黄斑変性」の発症リスクを高めてしまうため、バランスの良い食事は意識的に取り入れてください。

対策:バランスのよい食事をとる

具体的にどんな食事を取り入れればいいかというと、血糖値の上昇を緩やかにするために野菜やきのこ、海藻類をはじめに食べるのがおすすめです。

また、エビやカニなどの甲殻類に多く含まれる「アスタキサンチン」という栄養素は、眼精疲労の緩和や目の老化に有効と報告されています。

 

【参考資料】
戸塚駅前鈴木眼科「視力低下を引き起こす3つのNG習慣」
あくつクリニック「視力にいい生活習慣」

 

この記事を書いた人

メノコト365編集部

目の健康に関するあらゆる情報を発信しています。子どもたちが健やかな目で生活できるように、小さなうちから正しい健康習慣を身につけてもらうための健育イベントを開催するなど、目の健康について意識を高めるきっかけになることを願い様々な活動をしています。

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