文字の
サイズ

目にまつわるお役立ちニュース

観葉植物で目の疲労が緩和される?理由やおすすめの観葉植物を紹介「前編」

観葉植物で目の疲労が緩和される?理由やおすすめの観葉植物を紹介「前編」

デスクワークや勉強をしていると「最近、目が疲れやすくなったな…」と悩まれている方も多いと思います。スマホを毎日見るのが当たり前になり、目を酷使する人が増えてきたことで、手軽にできる目のケア方法を探している方もいるでしょう。

そこで本記事では、目の疲労軽減だけでなく仕事や勉強の効率がUPするといわれている観葉植物について解説します。前編では、観葉植物が目に良い理由。後編では初心者でも育てやすい観葉植物を紹介しますのでぜひご覧ください。

観葉植物が目に良い理由

観葉植物が目に良いといわれる理由は以下の2つです。

  • 目の負担を和らげる
  • 加湿効果がある

それぞれ解説いたします。

目の負担を和らげる

観葉植物というよりも、植物特有の緑色は目への負担が最も少ない色なのです。理由としては、植物の緑色から発する波長は網膜への負担が少なく、眼精疲労の緩和に効果が高いからです。

大学の研究でも、植物には目の疲れを癒す効果があると実証されています。観葉植物の中でも、華やかなものや斑入りのものではなく、シンプルで落ち着きのある緑のほうが「視覚疲労緩和」の効果がみられる傾向があることがわかりました。

目の負担を和らげる

参照:愛媛大学

机の上など視界に入りやすい場所に観葉植物を置くことで、日常的に疲れた目のケアが行えます。休憩中はスマホではなく植物を見て、リラックスするのもいいかもしれませんね。

観葉植物を自分から遠くに置くのも効果的

欲を言えば、植物を遠くから見ることで、目のピント調節で使う毛様体筋も緩まり、目の疲労軽減効果もさらに期待できます。

毛様体筋は、近くのものを見るときに縮み、遠くのものを見るときに緩まる性質があります。現代人は、PCやスマホなど近くのものを見続けているため、目は常に緊張状態。観葉植物を遠くから見て、目の緊張状態を緩めていきましょう。

加湿効果がある

植物には、二酸化炭素を吸って新鮮な酸素を出してくれる空気清浄機能があるのですが、他にも加湿効果があります。

酸素だけでなく水分を出す「蒸散」という機能があることから、観葉植物は天然の加湿器としての役割もあるのです。量にもよりますが、植物があることによって、湿度50〜60%に保たれ、ドライアイの予防につながります。

特に葉が大きい植物の方が、水分を出す量も多いので、加湿効果が高いとされています。目に良いとされている湿度も50〜60%。観葉植物と目の相性はかなり良いということがわかりますね。

後編では、観葉植物を置くことで仕事や勉強の効率が上がるのか、初心者でも育てやすい観葉植物を紹介しますので、次回の記事もお楽しみください。

この記事を書いた人

メノコト365編集部

目の健康に関するあらゆる情報を発信しています。子どもたちが健やかな目で生活できるように、小さなうちから正しい健康習慣を身につけてもらうための健育イベントを開催するなど、目の健康について意識を高めるきっかけになることを願い様々な活動をしています。

こちらの記事もおすすめ