文字の
サイズ

目のご利益スポット

【甲信越:長野県】全身が整う温泉に行こう 渋温泉~六番湯「目洗の湯」~(しぶおんせん めあらいのゆ)

六番湯「目洗(めあらい)の湯」

長野県の北東部に位置する下高井郡山ノ内町には、「湯田中渋温泉郷(ゆだなかしぶおんせんきょう)」と呼ばれる9つの温泉地があります。
湯田中渋温泉郷の一つ「渋温泉」には、『目洗(めあらい)の湯』があります。

 

渋温泉について

しぶざるくんの置物

開湯1,300年の古い歴史を持つ渋温泉は、石畳で昔懐かしい雰囲気が漂う温泉街です。
かつて江戸と信州・善光寺(ぜんこうじ)を結ぶ草津街道の宿場町として、湯治客だけでなく多くの人がこの地を訪れたといわれています。
渋温泉の地面を掘ればお湯がすぐ湧き出るほど、豊富な湯量と泉質が特徴です。温泉街にある全ての旅館と外湯(共同浴場)は100%源泉かけ流しの温泉。
源泉ごとに成分が異なるため、鉄分が多く褐色を帯びたものや白濁したもの、無色透明のものなど旅館や外湯によって様々な温泉を堪能することができます。

ここ渋温泉の醍醐味が「九湯めぐり」。こちらには9つの外湯があり、地元の方はもちろん、渋温泉に宿泊のお客様は外湯に自由に入ることができます。
各外湯も源泉や効能が異なり、お悩みの症状に合わせて外湯をめぐるお客様が多いのだとか。また各宿や土産店では「祈願手ぬぐい」が販売され、外湯に設置されたスタンプを手ぬぐいに押し、最後に渋高薬師でスタンプを押すと、満願成就のご利益を授かることができるといわれています。

九湯めぐりは、九(苦)労を流し、厄除け、安産育児、不老長寿などのご利益があるため、「厄除巡浴外湯めぐり」とも呼ばれています。

 

六番湯「目洗(めあらい)の湯」

温泉近くの街並み

渋温泉の外湯に、六番湯「目洗の湯」があります。

「目洗の湯」は浴槽と洗い場が木でつくられた温かみのある室内で、浴槽をのぞいてみると、湯の花がたくさんあります。
泉質はナトリウム・カルシウム・硫酸塩などで、温度が52.5度と高め。

なぜ眼病に良い温泉といわれているのかというと…その昔、六番湯の湯で目を洗ったところ、眼病が治ったということから、いつしか眼病湯治に良い温泉として知られるようになりました。
眼病の他に神経痛・筋肉痛・慢性婦人病・動脈硬化などにも良いといわれています。
また、「目洗の湯」に入浴すると肌が綺麗になるということから、「美人の湯」とも呼ばれ、女性にも人気があります。
眼病を患った人が湯で目を洗ったことから、眼病湯治に良いと知られるようになった六番湯「目洗の湯」。
渋温泉の街並みを散策しながら、温泉にゆっくりと浸かってみてはいかがでしょうか。

 

温泉の外見と室内の様子

>アクセス
長野電鉄「湯田中」駅よりバスで約5分
「信州中野」インターチェンジ下車後、車で13km

>住所
長野県下高井郡山ノ内町渋温泉

>お問い合せ
0269-33-2921

>URL
http://www.shibuonsen.net

>備考
【九湯めぐり】
・入浴時間 6:00~22:00
【大湯日帰り入浴】
・入浴時間 10:00~16:00
・入浴料  500円
※渋温泉は源泉からお湯を引いているため、温度が高めです。 入浴する際は、浴槽に水を入れて適温の状態でご入浴ください。
※渋温泉に宿泊でないお客様は、九番湯「大湯」のみ入浴できます。

この記事を書いた人

メノコト365編集部

目の健康に関するあらゆる情報を発信しています。子どもたちが健やかな目で生活できるように、小さなうちから正しい健康習慣を身につけてもらうための健育イベントを開催するなど、目の健康について意識を高めるきっかけになることを願い様々な活動をしています。

こちらの記事もおすすめ