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見えない・見えづらい方へのお役立ち情報

技術の進歩はすごい!視覚支援機器体験レポート 

発売以降メディアでも大注目となっているQDレーザの視覚支援機器『RETISSA DisplayⅡ(レティッサ ディスプレイ ツー)』。
今秋、更に可能性が広がるアクセサリ―カメラ『RD2CAM(アールディーツーカム)』が発売されました。
アクセサリーカメラを通した映像が、パソコンやスマートフォンなどを通さず直接網膜投影できるようになり、演劇の鑑賞やスポーツ観戦も可能になったと聞き、早速、体験してきました。

『RETISSA DisplayⅡ(レティッサ ディスプレイ ツー)』について

QDレーザのレティッサディスプレイツー

QDレーザが医療機器メーカーとして「“見える”をあきらめない」という想いで開発した『RETISSA DisplayⅡ(レティッサ ディスプレイ ツー)』。
「目の総合健康企業として、目で困っている人の助けになりたい」という想いから、少しでも目でお悩みやお困りの方に広めたいと、昨秋、わかさ生活は『RETISSA DisplayⅡ(レティッサ ディスプレイ ツー)』の取扱いを始めました。
簡単にお伝えしますと、『RETISSA DisplayⅡ(レティッサ ディスプレイ ツー)』は蛍光灯の光よりも微弱な光で網膜に映像を描き出すという「網膜投影技術」を使っているため、目のピント調節機能にたよらずにパソコンやスマートフォンの映像を見ることができる機器です。

※『RETISSA DisplayⅡ(レティッサ ディスプレイ ツー)』は医療機器ではありません。疾患の治療や予防を目的としたものではありません。

ロービジョンの方や年齢と共に見えづらくなった方、特に角膜や水晶体など目の前眼部に疾患がある方への視覚支援が期待されています。
わかさ生活には『RETISSA DisplayⅡ(レティッサ ディスプレイ ツー)』を是非試したいと、全国の目でお困りの方やそのご家族から、この1年間で150件を超えるお問い合せをいただいています。

アクセサリーカメラ『RD2CAM(アールディーツーカム)』登場

レティッサディスプレイツーとアールディーカムをつけて本を読んでいる男性

今秋、『RETISSA DisplayⅡ(レティッサ ディスプレイ ツー)』のアクセサリーカメラ『RD2CAM(アールディーツーカム)』が発売されました。
『RETISSA DisplayⅡ(レティッサ ディスプレイ ツー)』と『RD2CAM(アールディーツーカム)』を一緒に使うことで、パソコン、スマートフォンに接続することなく、より便利に網膜投影ができるようになります。
これまで見る事をあきらめていた旅行先での景色、大好きなスポーツの観戦などに利用できるのはとても画期的なことですね。特徴は以下の通りとなります。

『RD2CAM(アールディーツーカム)』の特徴
①最大3倍ズーム(遠くの物を見るときに最適)
②1300万画素(高画質でクッキリと)
③白黒反転(光らずに映し出され見やすい)
④明るさの調整(使う人それぞれに調整することで目が疲れにくい)

「見えない」「見えにくい」人にとって、「見えやすくなる」工夫がされているなと感じています。

体験レポートとこんな方に試してほしい

私は網膜色素変性症という網膜の病気で、視野の真ん中が欠けています。
以前『RETISSA DisplayⅡ(レティッサ ディスプレイ ツー)』を試すと視野が欠けている真ん中の部分でも、ぼんやりとした映像を見ることができました。
今回、『RETISSA DisplayⅡ(レティッサ ディスプレイ ツー)』と『RD2CAM(アールディーツーカム)』を一緒に使い、周りの景色を見ることにトライしました。

使ってみると・・・
映像が以前より大きく映っているのを、ぼんやりと確認できました。
そして白黒反転モードに切り替えると、より「見えやすくなる」のでこの機能も良いと感じました。普段白黒反転にすることで「見えやすくなる」方も多いので、あると嬉しい機能だと思います。
私のような視野の中心が欠けている方より、視野の中心が残っている方は見える可能性がもっと高くなるようです。

この『RETISSA DisplayⅡ(レティッサ ディスプレイ ツー)』は網膜に直接投影するので、目の前眼部の疾患の方に適合しやすいです。
例えば円錐角膜(※角膜が薄くなり、眼球から盛り上がるように変形することによって視力障害をもたらす症状)などの角膜の疾患の方、また、白内障の手術ができず見えづらい方にもおすすめです。
白内障は多くの方は手術によって見えやすくなりますが、血圧が高い方や重度の糖尿病の方などは手術ができないことがありますので、使っていただくことで映像がクリアに見えると喜ばれています。

※効果の保証をするものではありません。見え方や体感には個人差がありますので、ご了承ください。

メディアでも大注目!

わかさ生活では、昨秋から『RETISSA DisplayⅡ(レティッサ ディスプレイ ツー)』の取扱いをしていますが、今年に入ってメディアで取り上げられることが多くなりました。
特に2021年5月と7月にTBS「がっちりマンデー!!」で紹介されると全国からお問い合せが殺到し、現在も『RETISSA DisplayⅡ(レティッサ ディスプレイ ツー)』『RD2CAM(アールディーツーカム)』に期待するお声をいただいております。

まとめ

「ロービジョン」と一概に言っても見え方は様々です。
『RETISSA DisplayⅡ(レティッサ ディスプレイ ツー)』『RD2CAM(アールディーツーカム)』に適合しない方もいらっしゃいますが、視覚支援機器の技術が進歩していくのはとても嬉しいことです。
「見えない」「見えにくい」方にとっても希望が持てる情報を私たちも期待するのと同時に、発信していきます。

参考URL
TBSがっちりマンデー!!内容について
https://note.com/gacchiri/n/nf466c181ae0d

RETISSA DisplayⅡ(レティッサ ディスプレイ ツー)
https://shop.wakasa.jp/products/retissa-display-ii

RD2CAM(アールディーツーカム)
https://shop.wakasa.jp/products/rd2cam

この記事を書いた人

山本 旭彦

わかさ生活ヘルスキーパー。網膜色素変性症によって視野が狭くなり、暗いところも見づらい症状をもつ。視覚障がいへの理解、気軽にサポートできる環境を広めようと、「あきひこさんの一日」と称した出張授業を小学校などで継続的に実施しています。

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