メノコトビジョントレーニングシリーズの20回目は、ビジョントレーニング眼と体のチームワーク中級「グー・チョキ・パーのトレーニング-2つ並んだイラストを見分けて」です。
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・ビジョントレーニング眼と体のチームワーク中級「グー・チョキ・パーのトレーニング-2つ並んだイラストを見分けて」
これは2つ並んだじゃんけんのイラストを見て、あいこになるようにグー・チョキ・パーを出していく、眼と体のチームワークを鍛える運動の中級編です。
【ビジョントレーニング注意事項】
・眼に病気がある方、また気になる方は、眼科を受診してビジョントレーニングを行うことが可能かどうか医師に確認してください。
・遠視、近視、乱視などがありメガネなどで矯正する必要がある場合は、矯正を行ってからトレーニングを始めてください。
・トレーニング中に眼の痛みを感じた場合はトレーニングを中止して、眼科を受診してください。
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ビジョントレーニング眼と体のチームワーク初級「グー・チョキ・パーのトレーニング-同じ形がだせるかな-」
目次
トレーニングの基本「イラストを見ながら、同じ手を出すだけ」
トレーニング方法
グー・チョキ・パーの手が2つ1組で並んでいます。ワークシートを左上から横方向へ見て、「チョキ・パー」「パー・グー」などと言いながら、イラストと同じ手をだしていきます。最後まで終わったら、次は右上から縦方向へ、同じようにイラストと同じ手をだしていきます。横と縦の両方を行いましょう。
どれくらいできるかの目安
速さは競わなくてもいいですが、目安が知りたい人は最初に何秒でできるか測ってみましょう。2回、3回と繰り返すうちに、どんどんスピードがアップしていけば、それだけトレーニング効果を感じられるでしょう。でも、スピードが落ちたからと焦る必要はありませんよ。
やってみよう!「すばやく手を動かしましょう」
1.まずは左上からスタート
左上は「チョキ」と「パー」ですね。声を出しながら、右手で「チョキ」と「パー」を出します。
2.同じ手を出せたらすぐにとなりへ
右どなりは「パー・グー」です。すばやく見たまま同じ手を出しましょう。
3.あとは繰り返し横方向へ、最後まできたら次は右上から縦方向に
一番右下まできたら、今度は右上へ視線を移して。今度は右上から順に縦方向に進んでいきましょう。左下まできたら終了です。
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ポイント・コツ「目でみた情報を手へ正しく伝えることを意識」
同じ手(あいこの手)を出すのはそれほど難しくないですね。目で見たままの情報を素早く伝え、同じ手を出していけばOKです。
でも「勝てる手」「負ける手」に変えるとどうでしょう? 「チョキ・パー」の手に勝つ手なら、「グー・チョキ」。見たままの情報ではなくなるので、少し難易度がアップします。負ける手を出そうとすると、さらに難しくなりますよ。
眼と体のチームワークを鍛えると動きがスムーズに
ビジョントレーニングは基本的に、視覚機能のプロセス「入力(見る)」→「情報処理(認識)」→「出力」を鍛える運動です。
「跳躍性眼球運動」や「追従性眼球運動」では主に「入力(見る)」をトレーニングするのに対し、「眼と体のチームワーク」では「出力」をトレーニングすることができます。
目で見たものが何であるか、どんな状態かを把握したら、それをもとに、体が適切に動くよう脳が指令を出し体を動かす。ボールが飛んできた時に、正確に取ったりよけたりできるのもこの力が大きく関係しています。
トレーニングシートがなくても遊び感覚でできる!
「グー・チョキ・パー」を出すだけなので、ワークシートがない場所でも親子や友だち同士で手軽にトレーニングできます。
例えば、問題を出す人を1人決めます。1人が「パー」を出したら、それを見て他の人も同じように「パー」を出すといったやり方です。みんなが簡単にできれば、次は「勝つ手」を出してね、「負ける手」を出してね、と難易度をあげていけば、ゲーム感覚でトレーニングできるのではないでしょうか。
ぜひ、いろんな場面で楽しくチャレンジしてくださいね。
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