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目を鍛えるトレーニング術

ビジョントレーニング眼と体のチームワーク初級「まねっこ-足跡と同じポーズをしてみよう-」

メノコトビジョントレーニングシリーズの22回目は、ビジョントレーニング眼と体のチームワーク初級「まねっこ-足跡と同じポーズをしてみよう-」です。

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ビジョントレーニング眼と体のチームワーク初級「まねっこ-足跡と同じポーズをしてみよう-」

これは足跡のイラストを見ながら同じように両足でポーズをとる、眼と体のチームワークを鍛える運動です。音楽をかけたり手拍子をしたり、リズムにのりながらトレーニングしましょう。

【ビジョントレーニング注意事項】
・眼に病気がある方、また気になる方は、眼科を受診してビジョントレーニングを行うことが可能かどうか医師に確認してください。
・遠視、近視、乱視などがありメガネなどで矯正する必要がある場合は、矯正を行ってからトレーニングを始めてください。
・トレーニング中に眼の痛みを感じた場合はトレーニングを中止して、眼科を受診してください。

 

トレーニングの基本「見本を見ながら同じポーズをまねしていく」

トレーニング方法

ワークシートのイラストを見ながら、一定のリズムにのり、足で同じポーズをまねしていくトレーニングです。左上から横方向に進み、右まできたら次の段へ。横方向がすべて終わったら、今度は右上から縦方向に進みます。縦方向に下まで進んだら次は2番目の列へ、一番左下まで進んだら終わりです。

どれくらいできるかの目安

制限時間は特にありません。音楽や手拍子に合わせてリズミカルに体を動かすことを意識しながら、やってください。

やってみよう!「同じポーズを作ってね」

1.左上の足のイラストと同じポーズをとりましょう

左上のイラストからスタート。両足を揃えているポーズなので、同じように足をそろえてください。

2.横方向へ進みながら、どんどん同じポーズをとります

横方向へ視線を動かしながら、足を開いたり上下にずらしたり、見たままをまねしましょう。一番右までいったら、次の段の左へ移動し、横方向にどんどん進みます。

3.横方向が終わったら、右上から縦方向へ

横方向に最後まで進んだら、今度は縦方向に、同様に同じポーズをとっていきます。見た瞬間にすばやく体を動かすことができていますか。

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ポイント・コツ「リズムにのることが大切」

音楽や手拍子に合わせてリズムにのることが大切です。最初から早いリズムに合わせるのは難しいので、ゆっくりとしたリズムから始めて徐々に速くするといいですよ。

簡単にできるようなら、イラストと逆のポーズをとると難易度があがります。なるべく素早く体を動かして、眼と体の連携を意識しながら行いましょう。

「まねっこ」トレーニングで日常生活に役立つチカラを鍛えよう

日常生活の中では、視覚情報をもとに体を動かしていることが多くあります。眼と体のチームワーク運動は、まさにこの機能を鍛えています。

この機能が高まれば、飛んできたボールをよけるなど、目に入ったものにすばやく反応できるようになり、手先を使った細かい作業も上手になるといわれています。音読なども眼から得た文字の情報をもとに、脳からあごや舌などを正しく動かして行なっています。このように眼と体のチームワークを鍛えることは、日常生活のいろんな場面に役立つのです。

仲間と一緒にゲーム感覚でトレーニング!

このトレーニングは、見るだけでなく体を動かして行うもの。家族や友だちと一緒に、ゲームのように楽しくトレーニングできます。

音楽や手拍子だけでなく、好きな音楽をかけても楽しくトレーニングできるのではないでしょうか。最初はゆっくり、だんだんスピードをあげることで難しさが増しゲーム度もアップするので、大人数でやると盛り上がりそう。ぜひ、楽しみながらみんなでトレーニングしてくださいね。

 

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※ 本サイトにおける各専門家による情報提供は、診断行為や治療に代わるものではなく、正確性や有効性を保証するものでもありません。個別の症状について診断、治療を求める場合は、医師より適切な診断と治療を受けてください。

【画像】
眼球運動トレーニングシート:監修 北出勝也先生

この記事を書いた人

戸田 友里

わかさ生活プロアドバイザー。一人でも多くの人に目の健康に関する正しい情報を伝えたいと、Webや紙面で発信する活動を行っています。ビジョントレーニング指導者1級。

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