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目にまつわるお役立ちニュース

【子どもの目を育てる絵本5選】見えるふしぎと大切さを楽しく学ぼう

子どもの「目」は、これからの学びや成長に欠かせない大切な宝物です。
タブレットやゲームに触れる時間が増える今、幼少期から“目の健康”を意識することはとても重要になっています。そんなときに役立つのが、楽しみながら「見ることのふしぎ」や「目の大切さ」を伝えてくれる絵本です。

本記事では、子どもの目を育てるおすすめ絵本5選をご紹介します。
ユーモラスに目の神さまが登場する作品から、目のしくみや動物の目のふしぎを描いた科学的な一冊、視覚障害と盲導犬の絆を描いた心温まる物語まで、多彩なラインナップを集めました。

親子で読み聞かせながら、目の健康を守る習慣や、見ることのすばらしさを一緒に楽しく学んでみませんか?

子どもの頃から習慣化が鍵!毎日本を読んでいますか?

絵本を見ている男の子

幼児の読書習慣について、東京大学とポプラ社が共同で行った調査によると、1日の平均読書時間が「10分以下」 という子どもが過半数を占めることがわかりました。また、「家庭で週に何日、大人と一緒に本を読むか」という質問に対しては、毎日読む家庭は2割程度。一方で「ほとんど一緒に読まない」と答える家庭も一定数あり、家庭によって大きな差がある結果となっています。家庭に絵本や本は揃っていても、実際に読書へ費やされる時間は短く、定期的な読書習慣が身についている幼児はまだ少ない状況です。

(出典:調査結果ダイジェスト 令和の子どもと絵本・本環境)

一方で、デジタルメディアの利用は広がりを見せています。
最も利用率が高いのはテレビで、9割以上の幼児が日常的に視聴。さらにタブレットやスマートフォンなどの使用も一般的になっており、平日でも平均2時間前後、休日はそれ以上スクリーンを見ている子どもが多くいます。
こうした状況から、子どもの健やかな成長には、紙の絵本での読み聞かせ体験と、デジタルデバイスとの適切な距離感をどう両立させるかが大きな課題といえるでしょう。

そこで今回は、子どもの成長に欠かせない絵本の中でも、特に「目」をテーマにしたおすすめの5冊をご紹介します。

 

1.おめめの めがみさま/よしむらあきこ

(引用:教育画劇

 タブレットやゲームに夢中になって時間を忘れてしまう子どもはいませんか?
そんな子の前に現れるのは、なんと「目の神さま」。
優しいめがみさまが、目を大切にする方法をユーモラスに教えてくれます。
目玉を動かす体操や「目を大事にする3つの約束」など、日常生活に役立つ内容がいっぱい。
遊びと学びを自然につなげてくれる、親子におすすめの一冊です。

2.めのはなし/堀内 誠一

(引用:福音館書店

 普段は何気なく使っている「目」ですが、その働きは驚きの連続。
光がなければ見えないこと、網膜や視神経がどんな役割を果たしているのか…。
さらに、ものの大きさや長さが違って見える「錯視」まで紹介されています。
科学的な知識をユーモラスに伝えてくれるので、理科に興味を持ち始めた小学生にもぴったり。
「どうして?」と問いかける子どもの知的好奇心を育ててくれる絵本です。

3.からだはすごいよ!キラキラげんきな めのひみつ/すみもと ななみ・いがらし たえ

(引用:少年写真新聞社

 ゲームや動画に夢中な“くみちゃん”に、突然訪れる目のピンチ!
黒猫の「くろ」が案内役となり、目の仕組みや大切さをわかりやすく教えてくれます。
近くを見るときの姿勢や時間の工夫、そして「外遊び」の大切さも盛り込まれており、生活習慣を見直すきっかけにも。
楽しいストーリーを通じて、目を守る習慣を自然に学べる一冊です。

4.ひかるめのなぞ/ささき ふみひこ

(引用:みらいパブリッシング

 

夜に猫の目が光るのはなぜ? でも人間の目は光らないのはなぜ?
そんな素朴な疑問から始まる、科学冒険絵本です。
恐竜の時代までタイムスリップして動物の目のひみつを探るストーリーは、まるで探検のよう。
切り絵で描かれたイラストも美しく、ワクワク感が止まりません。
科学を楽しむ心を育てたい親子におすすめの作品です。

5.ベルナの目はななえさんの目/郡司 ななえ・織茂 恭子

(引用:童心社

視覚障害を持つななえさんと、盲導犬ベルナとの心温まる物語。
目が見えないことの大変さ、そして支え合う大切さを子どもにもわかりやすく伝えています。
ななえさんが困難を乗り越え、母になるまでの姿は、親子で深い気づきを得られる内容。
「目の健康」だけでなく、「目が見えることのありがたさ」や「助け合う心」を考えるきっかけになる一冊です。

親子で絵本を開いて、目のふしぎと大切さを感じよう

子どもにとって「目」は、世界を広げる大切な入り口です。
今回ご紹介した絵本は、目のしくみや健康、そして“見ることの喜び”を親子で楽しく学べる内容ばかり。
遊び感覚で知識が身につき、生活習慣の改善や思いやりの心も育んでくれます。
ぜひお子さんと一緒にページを開き、目のふしぎと大切さを体験してみてください。

参考文献
調査結果ダイジェスト 令和の子どもと絵本・本環境

 

 

 

 

 

この記事を書いた人

山本 エミ

Webライター、編集者。学生時代は両目視力2.0をもちながら、現在は左右の目の視力差が大きい「不同視(ガチャ目)」に悩む日々。現代病である疲れ目など、目の健康に役立つ記事を中心に執筆している。

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