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目を鍛えるトレーニング術

目を鍛えるトレーニング術 楽しくビジョントレーニング®

線めいろ上級ビジョントレーニング

Webマガジン「メノコト」にてご紹介しているビジョントレーニング無料プリント・ドリル教材30選から厳選し、見る力の豆知識や少し工夫を加えたトレーニング方法をご紹介します。

 

5.ちょっとした工夫で楽しくビジョントレーニング®

今回は、Webマガジン「メノコト」で紹介している教材の使い方を工夫して、別の視覚機能、「周辺視」と「瞬間視」を楽しく鍛えるビジョントレーニング®の方法をご紹介します。

ビジョントレーニング®(一般社団法人ビジョントレーニング®協会/商標許諾番号:C260213-WS)

 

今回のテーマは「楽しくビジョントレーニング®」

Webマガジン「メノコト」では、主に「追従性眼球運動」「跳躍性眼球運動」「眼と体のチームワーク」という3つの視覚機能を中心に紹介しています。今回は少し視点を変えて、教材の使い方にちょっとした工夫を加えることで、「周辺視」と「瞬間視」という“見る力”を楽しく鍛えるビジョントレーニング®の方法をご紹介します。

 

周辺視を使って広い視野で見ることの大切さ

私たちは普段、見たいものを目の中心で見ています。しかし実際には、視野のまわりにある情報も同時に感じ取っています。この視野の周辺部分で情報をとらえる働きを「周辺視」といいます。周辺視は、広い範囲を一度に把握するためにとても大切な働きです。例えばスポーツでは、ボールだけでなく周囲の選手の動きも同時に見る必要があります。また、日常生活でも人や物の動きを察知するのに役立っています。周辺視を意識して使うことで、視野が広がり、周囲の状況をよりスムーズに理解できるようになります。

 

「線めいろ」を両方から同時にやれるかな?

周辺視を楽しく鍛える方法として、「めがねの形の線めいろ」を使ったトレーニングがあります。やり方はとても簡単です。まず両手に鉛筆やペンを持ち、片方をStart、もう片方をGoalに置きます。そして視線は中央の合流地点に向けたまま、両方の線を同時に進めていきます。このとき、できるだけ眼や顔を動かさないことがポイントです。中央を見ながら周辺視で全体を感じ取り、2本の線を合流地点まで導きます。初級や中級の線めいろを使えば、レベルに合わせて楽しむことができます。

 

一瞬で状況を把握する瞬間視のメリット

もう一つ大切な見る力が「瞬間視」です。瞬間視とは、短い時間で多くの情報を読み取る力のことです。例えば、教室の黒板をさっと見て内容を理解したり、スポーツの試合で瞬時に状況を判断したりする場面で役立ちます。瞬間視が高まると、情報を素早く整理して理解する力も高まります。また、周辺視と組み合わせて使うことで、広い範囲を短時間で把握できるようになります。勉強や仕事、日常生活でも役立つ力なので、ゲーム感覚で楽しみながら鍛えていくことがおすすめです。

仲間さがしビジョントレーニング中級

 

「仲間さがし」で瞬間視を鍛えよう

瞬間視を鍛えるのにおすすめなのが、「仲間さがし」です。まずシートを一瞬だけ見て、どんなキャラクターがあったのかを思い出します。例えば「何種類のキャラクターがいたか」「どんな色だったか」などを当てるゲームです。最初は2~3秒見ても構いませんが、慣れてきたら1秒ほどで挑戦してみましょう。さらに慣れてきたら、絵本や雑誌を一瞬だけ開いて、どんな内容が載っていたかを答える方法もあります。ポイントは、ページの一部ではなく、周辺視を使ってページ全体を広く見ることです。家族や友人とクイズ形式で行うと、より楽しく続けられますよ。

 

まとめ:楽しく続けるビジョントレーニング®

ビジョントレーニング®で大切なのは、楽しみながら続けることです。同じ教材でも、少し工夫するだけで、鍛える見る力の種類を広げることができます。家族や友人とゲーム感覚で取り組めば、子どもから大人まで楽しみながら自然と見る力を育てることができます。

 

Webマガジン「メノコト」を活用しよう

Webマガジン「メノコト」の無料教材は、継続しやすい工夫があります。楽しみながら視覚機能を高められます。少し工夫を加えると、別の視覚機能のトレーニングもできます。Webマガジン「メノコト」を活用して楽しくビジョントレーニング®を続けていきましょう。

この記事を書いた人

田村哲也

ビジョントレーナー育成講師

発達支援、特別支援の指導者、保護者のためのビジョントレーニング教室「アイブレイン塾」主宰。20年の経験から構築したアイブレイン・メソッドによる指導とトレーナーの育成に従事しつつ、発達支援の指導者向けOL教室を開催している。

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