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目を鍛えるトレーニング術

目を鍛えるトレーニング術 跳躍性眼球運動 続編

50までの数字初級ビジョントレーニング

Webマガジン「メノコト」にてご紹介しているビジョントレーニング無料プリント・ドリル教材30選から厳選し、見る力の豆知識や少し工夫を加えたトレーニング方法をご紹介します。

2.「数字さがし」で脳を活性化するコツ 声も出しながら/手も使いながら

大きさが違う5種類の図形の中の数字50を順番に追っていく「数字さがし」。この課題は、目をすばやく動かす跳躍性眼球運動を鍛える簡単なトレーニングです。実は、少し工夫するだけで、目だけでなく脳の活性化にもつながります。今回は、「数字さがし」を使って、楽しみながら脳を元気にするコツをご紹介します。

 

今回のテーマ「数字さがし」

今回取り上げる教材は、前回に続いて「数字さがし」です。指定された数字をできるだけ早く見つけていく、シンプルで分かりやすい課題です。このトレーニングでは、目をジャンプさせるように動かす跳躍性眼球運動の機能向上が期待できます。

さらに、やり方を少し工夫するだけで、脳にも良い刺激を与えることができます。「見る力」を鍛えながら、同時に脳のはたらきを高める方法を、一緒に見ていきましょう。

ダウンロードはこちら
眼球運動初級_数字さがし

 

私たちは情報を集めてからだを動かしている

私たちは、毎日たくさんの情報を集めながら生活しています。体の外から入ってくる情報は、五感と呼ばれる感覚器官(センサー)を通して受け取っています。目や耳、皮ふなどから集められた情報は、いったん脳に送られます。脳はそれらの情報を整理し、理解し、判断します。そして、「体を動かす」「声を出す」などの行動につなげているのです。

「数字さがし」で脳を活性化する方法

ビジョントレーニング数字探しにチャレンジ
脳を活性化するためには、少しだけ情報量を増やすことがポイントです。「数字さがし」を行うときに、次のことを同時に行ってみましょう。

① 声に出して数字を読み上げながら行う
数字を声に出すことで、目からの情報に加えて、耳からの情報も脳に届きます。視覚と聴覚の両方を使うことで、脳への刺激が増えます。

② 見つけた数字を手でタッチしながら行う
見つけた数字を、人差し指で軽くタッチします。利き手でも、使いやすい方の手でかまいません。目で見て、手を動かすことで、体も一緒に使うトレーニングになります。

目のつぎに情報を集めているのは?

五感で集める情報のうち、80%以上が目からの情報だと言われています。では、二番目に多いのはどこからの情報でしょうか。

正解は「耳」です。耳から入る聴覚の情報は、全体のおよそ10%とされています。目と耳を合わせると、私たちは全体の90%以上の情報を、この2つから受け取っていることになります。

目と手の協調は生活やスポーツの土台

見た情報をもとに、手を思い通りに動かす力を「目と手の協調」といいます。これは、広い意味での視覚機能のひとつです。この力は、字を書く、物をつかむ、ボールを投げるなど、日常生活のあらゆる場面で使われています。目と手の協調が高まると、生活が楽になり、スポーツの動きもスムーズになります。脳は、情報を受け取るだけでなく、体を動かすことで、さらに活性化していきます。

まとめ 工夫すると目から脳を活性できる

「数字さがし」で脳を活性化するためのポイントは、声を出すこと、手を使うこと、そして目・耳・体を連携させることです。
見る力のトレーニングに、ほんの少し工夫を加えるだけで、目と脳を同時に鍛えることができます。楽しみながら続けられるのも、大きなメリットです。ぜひ、今日から気軽に試してみてください。

 

Webマガジン「メノコト」を活用しよう

Webマガジン「メノコト」の無料教材は、継続しやすい工夫があります。楽しみながら視覚機能を高められます。声をだしながら、手でタッチしながらの「数字さがしも」おすすめです。脳が元気になると、いっぱい良いことがありそうですね。

 

この記事を書いた人

田村哲也

ビジョントレーナー育成講師

発達支援、特別支援の指導者、保護者のためのビジョントレーニング教室「アイブレイン塾」主宰。20年の経験から構築したアイブレイン・メソッドによる指導とトレーナーの育成に従事しつつ、発達支援の指導者向けOL教室を開催している。

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